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新潟演劇人トーーク!EdgeBronxTheater『無差別』をめっちゃ語った放送の思い出!

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1月18日(日)に、USTREAM「ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!」にて、EdgeBronxTheater『無差別』をめっちゃ語る放送を行いました。
これは、劇団カタコンベ「嘘は鏡に映っても嘘」に続いて、一つの演劇をめっちゃ語ってみる放送の第二弾として放送したものです。

詳しいことは、告知分に書いてあります。
新潟演劇人トーーク!EdgeBronxTheater『無差別』をめっちゃ語る!(1/18)



さて、この放送、どんな感じだったかと言うと、僕が語りながらもやたらと噛みまくり、何故かもんちゃんとのトーーク!も妙にたどたどしいのでした。
何がそんなに僕らを緊張させたのか、全然分からないですが、反省点としては「話す順番を間違えた」って感じです(笑)。

そんな訳で、アーカイブを見返してもなんだか恥ずかしくなる、この日の演劇人トーーク!
放送の後半になってようやく「無差別」について熱く語れたので、最終的にはいい感じで締めくくりました。


そのうち削除されちゃうんですが、一応アーカイブのリンクを張っておきます。
ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!2015.01.18





何はともあれ「無差別」は好きな作品なので、こうして感想を語れたのは良かったです。
とは言え、この放送は噛みまくりだったので、感想は後であらためて整理して文章に上手い感じにまとめてブログに載せようと思います。



ご覧いただいた皆さん、ありがとうございました!







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新潟演劇人トーーク!劇団@nDANTE『農業少女』をめっちゃ語る!(2/1)

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USTREAM「ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!」の次回放送の告知です。
急な告知ですが、次回、第25回放送は、本日2月1日(日)の21時30分から行います。

本日の放送内容は、「劇団@nDANTE『農業少女』をめっちゃ語る」です。
劇団カタコンベ「嘘は鏡に映っても嘘」、EdgeBronxTheater「無差別」に続く、印象的だった演劇の感想をめっちゃ語るシリーズの第3弾です。

さくらもみぢさんが風邪という名の長きにわたる闘病生活から奇跡の生還を遂げたので、以前から企画していた念願の放送がついに実現します!
そして、「新潟演劇人トーーク!」にとっては2014年の1月20日の試験放送から一周年が経過という記念すべき放送でもあります!

そんな、ちひろともみぢにとって色んな意味でおめでたい出来事が重なった今回の放送に、敢えて劇団@nDANTEを特集します。
しかも、長岡と新潟の演劇祭をはじめ様々な演劇が話題となっているこの時期に、敢えて次回公演の告知も何もしていない劇団@nDANTEを語るという、まさかの展開でございます。

理由は、なんとなくです。
2年目に突入した演劇人トーーク!ですが、これからもこんな感じで自由にやらせていただきますので、誠によろしくお願いします。

という訳で、本日の放送では、『農業少女』の感想、または番組の感想など、メール、コメントよりお待ちしております。
劇団@nDANTEに対する僕らなりの愛を語る放送になればいいと思います!よろしくお願いします。





ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!

「劇団@nDANTE『農業少女』をめっちゃ語る!」





放送日時
 2月1日(日)、21時30分~

出演
 チヒロブルース
 さくらもみぢ



放送は、以下のURLからご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/chihirotomomidinoniigataenngekijintalk



メールテーマ
・劇団@nDANTE『農業少女』の感想

・最近見た演劇の感想
・番組へのご感想、メッセージ
・トークテーマリクエスト
・出演希望
・宣伝して欲しいこと(演劇以外でもOK)
・バースデーメール



メールアドレスは

engekijintalk@gmail.com

までよろしくお願いします。







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新潟演劇人トーーク!牧田夏姫さんに仙台での思い出を語ってもらおう!(2/19)

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USTREAM「ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!」、次回放送の告知です。
また直前の告知になってしまいますが、次回放送は2月19日の21時からです。

今回、久し振りにゲストが登場します!
ゲストは、1月に仙台の劇団、三角フラスコの「埋もれて、白い」に客演していた牧田夏姫さんです。

もともと、僕は仙台まで「埋もれて、白い」を見に行っていたので、最初はまたその感想を語る放送にしようかっていう予定だったんですよね。
でも、せっかく「埋もれて、白い」を語るんなら、客演していた牧田夏姫さんに出てもらおうという話になり、声をかけたら、快諾しれくれました。
ありがとう夏姫!

という訳で、放送のテーマは「『埋もれて、白い』に出演していた牧田夏姫さんに仙台での思い出を語ってもらおう!」です。
「埋もれて、白い」の感想や、稽古の裏話はもちろん、他にも仙台の思い出なんかを色々と聞けたらと思います。

メールテーマは、「埋もれて、白い」の感想、牧田夏姫さんへの質問やメッセージなどを募集します。
もちろん、番組へのメールや、コメントでの質問なども歓迎ですお待ちしております。

という訳で、俺達の夏姫が出演してくれる新潟演劇人トーークでの、仙台演劇トーークをお楽しみに!
よろしくお願いします!





ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!

「『埋もれて、白い』に出演した牧田夏姫さんに仙台での思い出を語ってもらおう!」





放送日時
 2月19日(木)、21時00分~

出演
 チヒロブルース
 さくらもみぢ

ゲスト
 牧田夏姫


放送は、以下のURLからご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/chihirotomomidinoniigataenngekijintalk



メールテーマ
・「埋もれて、白い」の感想
・牧田夏姫さんへの質問やメッセージ

・最近見た演劇の感想
・番組へのご感想、メッセージ
・トークテーマリクエスト
・出演希望
・宣伝して欲しいこと(演劇以外でもOK)
・バースデーメール



メールアドレスは

engekijintalk@gmail.com

までよろしくお願いします。







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唐突に2014年の思い出!劇作家・岸井大輔さんとの出会い!

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はい、唐突に2014年を振り返り始めたチヒロブルースです。
詳しいことは前の記事をどうぞ「唐突に2014年を振り返るけど気にするな!2015年のことは考えるな感じろ!」。

で、何でこれやろうって思ったかって言うと、やっぱり書かずにはいられないんですね。
そういう気持ちが自分の中に蓄積し過ぎたので、ここらで文章化して気持ちを整理して、これからの自分のために記録の残しておこうと思います。

数ある思い出の中から、特にこれは今すぐちゃんと書かなければいけない出来事だ!というものを、三つほど書くことにします。
それ以外のものも、今後気が向いたら時間を遡って書くかもしれませんが、取り敢えず、三つに厳選します。







一つ目の思い出は、劇作家の岸井大輔さんにお会いしたことです。
岸井大輔さんとは、6月22日のトークイベント「LOBBYの入り口をかんがえる」で、初めてお会いした。

このイベントは、さまーさんこと、牧田夏姫さんが企画したものです。
2014年を振り返ると、1月の「安吾賞授賞式」も、この「LOBBYの入り口をかんがえる」も、さまーさんから教えてもらった情報なので、誠にさまーさまさまです。

全国各地でイベントを行っている岸井大輔さんが新潟に来るのは初めてだそうです。
つまり、彼女はまさに日本で初めて新潟に岸井大輔さんを読んだ人間なわけですよ。まさにさまーさまさま!

ちなみに、岸井大輔さんは今年の1月にも新潟に来てくださって僕はまた会いに行ったんですが、このブログはそれを体験するより前の僕の気持ちとして書いたものです。
1月に岸井さんにお会いした時の感想は、また後日ブログにまとめたいと思います。



以前、ブログに書いたことですが、2014年は僕にとって「自分にとって表現とは何か」をずっと考えていた一年でした。
今のところ、それは「自分に正直に生きること」なのではないかと僕は考えているんですが、これはかなり岸井大輔さんの影響を受けています。

岸井大輔さんは劇作家として演劇の話を中心にされていたのですが、岸井さんのお話は演劇という範囲にとどまらず、もっと広く、表現すること、もっと言えば人間が生きることそのものに対するお話のように思えました。
そもそも、岸井大輔さんの劇作家としての活動内容が、僕の想像するものなんかよりずっと自由で、表現の可能性の限界に挑戦しているようで、非常に格好良かったのでした。



そもそも岸井さんがどんな活動をされている方なのか?
ということで、まずは、さまーさんが書いてくれた「LOBBYの入り口をかんがえる」の説明文を引用します。

「岸井大輔さんは、2003年からまちに住み着いて劇作品を作るというスタイルで、多くのまちに関わってきた劇作家です。特に2005年から2009年にかけて、空き店舗を、まちの入り口「LOBBY」として開設し、まちにたくさんのコトをおこす作品が、いろいろなアーティストに影響を与えてきました。
岸井さんの活動や作品を具体的にお話いただき、さらに対話の時間をもち理解を深めたいと思います。」

この説明文だけ読んでも、どういう意味なのか分からないっていう方がほとんどだと思います。
実際、僕もよく分かりませんでしたし(さまーさんの説明文がよくないって意味では全然ないです。寧ろ岸井さんのお話しを聞いてから読むと、よくぞまとめたなって思います。)

岸井さんの演劇というのは多くの人が思い浮かべるような劇場で上演するものではなく、岸井さんは街の人々の生活を観察してその街の出来事を演劇的に体験できるようなイベントを数多く行ってきた方なのです。
…という僕の書き方が適切かどうか自分でも分かってない部分もありますし、ちゃんと伝わっているかどうかも怪しいですが・・・(笑)



とにかく、岸井さんは演劇の既成の概念にとらわれずに、(しかもそれまでの歴史や伝統も踏まえた上で、)新しい演劇の形を模索しているという非常に格好いい方だ!と僕は感銘を受けたのでした。
しかも、岸井さんはそういう難しい話を、僕のような人間にも非常に分かりやすく丁寧に説明してくださるような知性と優しさを持った方で、なんて素晴らしい方!と感動してしまったのでした。

で、具体的に岸井さんのどういう話に感銘を受けたのかを書いていきたいんですが…残念ながらあまり詳しく書くことはちょっと難しいです。
というのも、これは岸井さんから直接言われたことなんですが、岸井さんはこういうトークイベントなどを生業の一つとされているので、僕がこういうネットとかで話の内容をベラベラ書いちゃうことはネタバレになりかねないんですよね。

それに、僕は岸井さんみたいに上手く説明するのが苦手なので、このブログを読んだ方にちゃんと伝わらないんじゃないかって気もします。
なんですが、どうしてもこれだけは書かせてください!っていう話が一つだけあるので、それについてだけ、ちょっと書かせてください!

それは、芸術の歴史に関するお話しでした。
この日は、最初に岸井さんの自己紹介と今までの活動内容を振り返るという内容だったんですが、その流れの中で出て来ました。

これを聞いた時、僕はなんて素晴らしく分かりやすい説明なんだ!と、目からうろこが落ちたように感動してしまいました。
なので、そこに関するお話しだけを、僕なりに書いてみたいと思います。



岸井さんは、中高生の頃から演劇部に入ったり、たくさんの演劇を見たりして育ったそうです。
しかし、演劇が他の芸術に比べて不自由なのではないかという疑問を、いつしか持つようになったそうです。

この疑問は、岸井さんだけではなく、世界中の劇作家が感じていたことだそうです。
そこで岸井さんは、それを解明するために、演劇を含めた様々なジャンルの芸術の歴史を調べてみたところ、芸術の歴史にはある共通点があることに気が付いたそうです。

例えば絵画は、かつては写実的に美しく描かれた絵だけが優れているとされていたそうなのですが、ある時、「絵画とは、平面に線と色を付けたものである」と定義されたそうです。
その定義が生まれたことで、それまでの模写だけでは表現できなかった、抽象画やデザインなどと言った新しい概念が生まれ、絵画は飛躍的に発展したそうです。

また音楽も、ある時「音は全て音楽とする」と定義したことで様々なジャンルの音楽が生まれたそうです。
定義づけたことで、無音さえも音楽としてとらえた「4分33秒」という音楽が生まれたり、ただの音でしかなかった「Windowsの起動音」のを音楽家が作曲したりと、音楽の捉え方が非常に自由になったということです。

つまり、芸術というものは、しっかりした定義づけを行うことで、その表現方法が一気に自由になるものなのではないかと。
そして、演劇に不自由さがあるのは、これまでの歴史の中で演劇にしっかりした定義づけが行われていなかったからなのではないかと。

そこで、岸井さんはまずは、演劇とはどういうものなのかを自分の中でしっかりと定義づけることから始めたそうです。
その結果、ある考えに思い当たり、その結果、「まちに演劇を作る」という自由な発想を生み出したそうなのですが、ここに関しては説明しにくいので、興味を持った方はいつか岸井さんに直接聞いてみてください。



まず、この岸井さんの、自分の中で生まれた疑問を、きちんと歴史などを調べながら自分なりの答えを見つけていく、という表現者としての極めて誠実な姿勢に、僕はとても感動しました。
そして、そこで何年もかけて見付けたような難しい出来事を、このように「定義づけることで自由になる」と誰にでも分かりやすい言葉で説明していただいたこともすごいなと思いました。

で、ここからいよいよ具体的に岸井さんの活動内容の話になり、その後で感想を言い合ったり質問タイムになりました。
その時に、僕も感想を話す機会があったのですが、そこで自己紹介も一緒にする流れになりました。

ここで、僕が「僕はもともと松本で演劇をしていたんですが、メンタルを病んで新潟に来て、今は…」みたいな感じで自己紹介をしたんですね。
今思えば、その通りなんだけどなんちゅう自己紹介だって感じですが、なんとこの話に岸井さんは興味を持ってくださったではないか!



岸井さん「どんな病気ですか?」

ちひろ「僕は双極性障害です」

岸井さん「そうですか。僕は鬱病だったんですよ」



岸井さん、まさかの鬱病歴アリ!
これにちょっとテンションが上がって質問するちひろ。



ちひろ「岸井さんはどうやって治療されたんですか!?」



演劇の話の途中なのに、まさかの病気に関する質問!
しかし、これにも丁寧に答えてくださる岸井さん。



岸井さん「病気になったら、ゆっくり休むことです。急いで何かをやろうとしないで、とにかく時間をかけてじっくり元気になることが大切です!」



思いがけず、岸井さんからの的確なアドバイスに、とても救われるちひろ。
そしてこのお話は演劇にも繋がるのでした。



岸井さん「もしも演劇をやっていて精神的につらくなったら、すぐにでもやめた方がいいです。本番直前でも、やめていいと僕は思います。」

岸井さん「そんなつらい思いをしてまで、演劇はやるべきことではないです。」



それまで僕は、演劇はどこか無理をしてでも頑張るべきものなのではと考えていた部分があり、それと同時にその考えに対する疑問もありました。
ちょうど僕にとって新潟で2、3年間続けていた演劇を少し休止して社会復帰や精神治療をしようと思い始めていた時期でもあり、思うように演劇が頑張れない自分に対する劣等感や焦燥感のようなものも感じていました。

しかし、この時の岸井さんの、シンプルだけど非常に心強い言葉を聞いて、それまでの感じていた疑問が一気に晴れたような気持ちでした。
さらに、このお話しは演劇に限らず表現すること、もっと言えば生きることそのものの話にまで繋がるようでした。



岸井さん「自由に表現活動をしたいはずの表現者が、つらい思いをしてまで表現をするのはおかしい。」

岸井さん「表現者は自由であるべきです」



この「自由であれ」という岸井さんのお話を聞いて、それまで僕が持っていた悩みは、本当に取るに足らないものだと思えてきました。
「やりたいことがあるならやればいいし、やりたくないならわざわざやらなくたっていいじゃん!で、やりたくなったらまたやればいいだけじゃん!」っていう今思えば当たり前過ぎることを、自分の中でしっかりと認識できたのも、この時がきっかけだったように思います。

人は自由に生きていくべきという発想はとても前向きで、今までとこれからの自分の人生を肯定してもらえたようで嬉しかったです。
そして、こうやってどんな人間の生き方でも肯定していける可能性が、演劇を含む芸術にはあるんだなと、あらためてその価値を実感しました。



で、岸井さんのお話の素晴らしいところは、こういう考えを一方的に押し付けてくるのではなく、あくまで考えの一つとして教えてくれるというところでした。
だから、話を聞きながら自分の考えが岸井さんによって変えられるのではなく、考え方の選択肢が一つ増えるというか、頭の中が少しだけ豊かに、発想の可能性が少しだけ広がったような、そういう優しさがありました。

岸井さんのお話を聞きながら、僕は「自由であること」の部分に一番感動をしましたが、他の人にはそれぞれ違う感動ポイントがあったと思いますし、それはそれで正解という感じがします。
受け取り方は人それぞれでいいという心の広さが感じられたし、演劇はそういう自由な受け取り方ができるものなのだというメッセージのようにも感じられました。



という訳で、ここからは岸井さんのお話を聞いた中で僕の中で生まれた考えを、書いていこうと思います。あくまで僕の考えですよ!
何度も書いていますが、僕が岸井さんのお話で感動したことの一つが、「表現は定義づけると自由になる」なんですが、これを僕なりに考えてみます。

この「定義づけると自由になる」というのは、芸術に限らず、人間の考え方や、生き方にも当てはまるのではないか、と僕は思います。
「芸術を定義づける」というのは、「自分にとって指針となる考えを心のなかに一つもって生きること」にも置き換えられるのではないかと。

つまり、芸術を定義づけたように、「自分が生きていく中でこれだけは大切にしなければいけない」という気持ちを心の中に常にしっかりと持っていることが大事なのではないかと。
そういう考えを持っていることは、逆に言えばそれさえ守っていればどんなことでも出来るわけですから、すごく自由な生き方が出来るのではないかと。

そして、このように自分の指針となる発想を見つけるためには、自分の気持ちとしっかりと向き合う必要があると思います。
言いかえれば、自分の気持ちに素直に生きること、とも言えるのではないかと思います。

さらに、これはそのまま「表現者は自由であれ」という考えにも繋がると思います。
自分の気持ちに素直に生きることで、人は自由に生きていけるのではないかと、僕は岸井さんのお話をそんな風にとらえました。

実際、演劇の定義とは何だろうと考え続けていた岸井さんが、現在とても自由な創作活動をされているわけですから、この上ない説得力があるわけです。
また、岸井さんを見ていると、表現者としてのブレない姿勢みたいなものも感じますし、ブレないからこそ自由になんでも出来てしまうような行動力があるように思えるのです。



だって、岸井さんがまさか「演劇人トーーク!」に出ていただけるとは思ってませんでしたから!
このイベントの宣伝を、僕ともんちゃんがやってる「演劇人トーーク!」で、さまーさんにしてもらったという話をしたら、岸井さんが「僕も出たいなあ」とまさかの出演発言!

そして、打ち上げで本当に10分くらいだけ緊急放送をさせていただいたのでした。
(ちなみに、僕がテンションが上がりまくってかなりグダグダでしたが(笑))



とにかく、僕はこの日、岸井大輔さんにお会い出来たことで、少しだけ自分の気持ちに素直に、自由な気持ちになれたような気がします。
なんていうか、自分の人生の中で結構大事な出会いだったんじゃないかって言っても過言ではない気がします!







という訳で、岸井大輔さんありがとうございました!(呼んでくれたさまーさんもマジサンクス!さまーさまさま!)





なんか、かなり濃厚な内容のブログになってしまった!
唐突に2014年の思い出を振り返るブログはまだまだ続くよ!







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唐突に2014年の思い出!りゅーとぴあNegiccoワンマンライブに行って来た感想を今更ながら!

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はい、チヒロブルースの2014年の印象的な思い出を唐突に振り返っていくブログです!
なんで僕が唐突にそんなことを始めたのかっていう詳しいことは、こちらに書いてあります。「唐突に2014年を振り返るけど気にするな!2015年のことは考えるな感じろ!

一つ前の記事「唐突に2014年の思い出!劇作家・岸井大輔さんとの出会い!」に続いて書いていく2014年の印象的な思い出は…
ご存じ、僕が大好きなNegiccoさんの思い出です!

2014年12月には「光のシュプール」がオリコンウィーク5位にランクインしたり、2015年にはアルバム「Rice&Snow」の発売や、色々な大きなライブも話題のNegicco。
ですが、それらに関する思い出は、例によってまたあらためて書くとして、今回は、2014年のりゅーとぴあでのワンマンライブを振り返ってみたいと思います。







「Negicco NEXT DECADE 2014~奇跡を起こす!この街から~」
2014年9月6日で行われた、Negiccoさんのワンマンライブでした。

僕は2012年の新潟LOTS、2013年の新潟テルサのワンマンライブにも行っていたのですが、徐々に会場の規模が大きくなっていくのは、そのままNegiccoの成長と重なるようで嬉しいです。
また、Negiccoの新潟でのワンマンライブは、2012年は結成10年目、2013年は結成11年目、そして2014年には結成12年目への突入したNegiccoを、地元新潟で祝えるという記念すべきイベントでもあります。

そういう特別な思い入れのある新潟でのワンマンライブには、全国各地からNegiccoのファンが新潟を訪れます。
Negiccoを愛する人達と同じ時間を共有できる新潟でのワンマンライブは、本当に幸せな時間です。



2014年のワンマンライブのチケットは、例年にない売れ行きで、開催の一ヶ月以上も前に完売してしまったそうです!
2012年、2013年にはチケットの売れ残りもあったそうなので、Negiccoが確実により多くの人に愛される存在になっているのだと、ファンとして嬉しい限りでした。

しかし、僕にとっては切ない出来事でもありました。
何故なら、チケットを購入しようとしたらすでに完売していたからです!

まあでも、それだけ人気だってことだよね、と、切なさを隠し手自分を納得させていたのですが…
なんと、とある方からチケットを譲っていただけるというお話がきたではないか!

金沢に住んでいるここあさんが、新潟のまるきゅうさんから譲り受けたチケットがあったらしいのですが、急遽行けなくなってしまったので、チケットを送ってきていただいたのでした!
まるきゅうさん、ここあさん、ありがとうございます!

この日の詳しい出来事は、ここに書いてあります。(これ、ワンマンライブの直前に書いたやつですね。)
週末の予定は急に決まった。



で、この時のここあさんの条件が「料金は、金沢まで遊びに来た時でいいから、その代わりにライブレポを書いてね」でした。
しかし、何だかんだあって約束を果たせないまま年が明けてしまったのですが、満を持して2014年のNegiccoりゅーとぴあワンマンライブレポを更新ネギネギします!







さてさて、2014年9月6日のりゅーとぴあには、会場である劇場の前のロビーに開演前から多くのファンの方が集まっていました。
ロビーには色んなお花が展示されていました。これはファンからNegiccoの三人へ贈られた、メンバーカラーの色のお花です!







同じく新潟のアイドルであるRYUTistの皆さんからもお花が届いていました!
他にも色んな方々からのお花があって、こういうの見ると、なんかもうそれだけで涙が出そうです!





開場時間となって劇場に入ったのですが、この時点で非常にびっくりな展開が!
この日のチケットは完全座席指定だったのですが、なんと、まるきゅうさんとここあさんから譲り受けたチケットが、前から二列目だったではないか!

上手側だったので、立ち位置的にMeguちゃんがよく見える席ではないか!
これはきっと、Meguちゃん推しのここあさんのためのまるきゅうさんの粋な計らいに違いない!

というか、なんか直前にご厚意でちゃっかりチケットをいただけた自分が、こんなにいい席で見てしまっていいのだろうか…
そんな訳で、まるきゅうさんとここあさんの優しさの分、全力で楽しんできます!と心に誓ったのでした。






この日のステージは幕が上がった状態で、ステージ上にお洒落なオブジェのような大きめな照明が置かれている以外は、特に何もありませんでした。
2013年の新潟テルサでは開演と同時に幕が上がると、そこにPerfumeの「GAME」をMeguさんが意識したという小さなステージが三つ置かれているという凝った演出でしたが、それに比べると非常にシンプルな舞台づくりでした。

今回は、Negiccoは一体どんな登場をするのだろうか…
と思いながら開演を待っていると、突如として開演を告げるジングルが鳴り響きました。

それと同時に、ステージ奥のスクリーンには、これまでの12年のNegiccoの歴史を振り返るようなスライドが投映されます。
その写真を見ていると、12年間頑張ってきたNegiccoがついにりゅーとぴあの劇場に立てたんだなあという実感が一層強く感じられてきて、正直この時点で僕はもうかなり泣きそうでした。

すると、次の瞬間、僕は目撃しました!なんと、ステージ中央の奈落から、Negiccoの三人がせりあがって来たのでした!
その瞬間、観客席から大きな歓声が上がりました。

僕は思わず心の中で「格好いい!!!」と叫んでしまいました。
なんという格好良すぎる登場!!!格好いい!!!登場から格好良すぎるぞNegicco!!!

さらに、登場と同時に流れたのは、2014年4月に発売された「トリプル!WONDERLAND」
この曲、本当に大好きな曲なんですが、何が素晴らしいって、イントロからして物凄くアガるわけです。



この曲です!まあ聞いてみてください!



Negicco「トリプル!WONDERLAND」



この、最高に気持ちがアガる名曲のイントロとともに、Negiccoが最高に格好よく奈落からせり上がってくるという、最高すぎる演出!
Negiccoの登場という数秒間の出来事だけで、これだけ一度に色んな感動が押し寄せて、もうこの時点で僕は泣いていました。

そんな感動と歓声で満ち溢れた会場が、「トリプル!WONDERLAND」イントロの、「せーの!」という掛け声で、一つに!
Negiccoのライブはよく「多幸感」なんて表現されますが、まさにその多幸感がライブ開始数秒間でこんなにも感じられるとは!

だからやっぱりNegiccoはすごいんですよ!何百人と集まった大きな劇場で、ほんの数秒でこれだけの感動を起こせるだけの人気も実力もあるんですよ!
三人は登場から満面の笑顔で、ファン以上に、Negiccoの三人がこのワンマンライブを楽しみにしていたんだなあという気持ちが伝わり、嬉しくなりました。

で、この登場の数秒間だけでこれだけの多幸感、一体感に包まれ、僕はもうすでに泣いているのでした。
Negiccoを見て泣かされたことは何度もあるんですが、何が素晴らしいってそれがいつも嬉し涙だっていうことです。

ちなみにこの「トリプル!WONDERLAND」のサビは「どこまで続く未来 夢見ていてもいいよね 奇跡を起こすよ この街から」という、Negiccoの未来を暗示しているかのような希望に溢れた歌詞で、それも感動を増幅させます。
そして、この歌詞はワンマンライブのキャチコピーの「~奇跡を起こす!この街から~」にもそのまま通じ、この時点でのNegiccoを象徴する一曲だったように思えます。



…って、まだ登場から一曲目なのに、すでにこれだけ語ってしまった!
このままでは最後まで書ききれないぞ!という訳で、ここからピッチを上げていきます。

とは言え、何しろ3ヶ月以上も前の出来事なのでセットリストを全て覚えているわけではないので…
…という訳で、覚えている範囲で書いていきますね。



さて、感動的な登場を果たしたNegiccoは、何曲か披露したあとでMCの時間になりました。
この、最初の数曲からMCまでの流れで、先程僕が感じた「誰よりもNegiccoの三人がワンマンライブを楽しみにしていたんだなあ」という気持ちが、確信に変わりました。

リーダーのNao☆ちゃんは、歌いながらも常に本当に幸せで仕方ないというような笑顔で、「新しい恋のうた」という曲の中の「電車もバスも信号さえも間に合わない」という歌詞の部分で「間に合わな~い!」と楽しそうにオリジナルのアレンジを加えたりしていました。
また、MCでは、観客席からの「なおちゃーん!」というコールに対し「センキュウ!」と言いながらステージ上でくるっとターンしていたりと、あ、今日のNao☆ちゃん乗ってるな!と嬉しくなりました。

ぽんちゃことMeguさんは、いつものように元気あふれるMCでしたでしたが、その中でこんなことを言っていました。
「今日は同じ新潟出身のHilcrhymeさんが武道館ライブをされています!おめでとうございます!そして県民会館ではきゃりーぱみゅぱみゅさんのライブもあります。そんな日に、私達のライブに来ていただいて…」

自分のライブでも、他のアーティストさんの活躍を祝福し、そしてファンに対する謙虚さを忘れないぽんちゃ、なんて優しいんだ!
色んな音楽に対する見識が広くリスペクトも忘れず、ファンに対しても他のアーティストに対しても常に優しいぽんちゃは、本当にアイドルの鏡だなあと思います。

かえぽことKaedeさんは、他のメンバーに比べると口数が少ないというか、非常に丁寧に言葉を選んで話すので、MCで話す前のちょっとした沈黙で謎のどよめきが起こります。
この日もそんな感じだったのですが、この日のかえぽのMCでの「アイドルはとても儚いものですが、これからもがんばっていきたい」という言葉はとても印象に残りました。

12年間という、アイドルにしてはかなりの長期間を活動しているNegiccoは、その時間の中で多くの出会いや別れを体験していて、活動をやめていったアイドルもきっと多く見ているはずなのです。
かえぽのMCからは、そういう別れの切なさを感じながらも、それでも自分達はこれからもNegiccoを続けて行くという強い意志を感じ、あの口数やや少なめなかえぽが丁寧にその言葉を発する姿には、胸を打つものがありました。



そんな感動的なMCを挟んだりしつつ、Negiccoのライブはやっぱり非常に楽しいものでした。
大好きなNegiccoの三人が大好きな曲を歌う姿を見ながら、思わず一緒に口ずさんでしまったりしました。

たまに目が合ったりするのは、本当にライブの醍醐味だなあと思いました。
何度も言いますが、こんなに前方の席がいただけて、まるきゅうさん、ここあさん、本当にありがとうございます!

りゅーとぴあの劇場にはもちろん客席がありますが、オールスタンディングになって盛り上がるような曲もあれば、ゆっくり座って聞くようなバラード曲や、MCもあったりと、幅広い世代の人が楽しめるようにと配慮の感じられる構成でした。
「Falling Stars」の時、ステージ後方に星空を再現する演出には、ただでさえ泣ける曲なのに、より一層感動しました。

また、最初は白と黒と緑の大人っぽい新しい衣装で登場し、途中からは私服っぽい衣装で、それぞれNegiccoの上品さ、親しみやすさを表現しているようで、素晴らしかったと思います。
そんな感じで衣装も構成も素晴らしいワンマンライブだったんですが、中でも僕が一番感動したのは、ネギバンドでした。



ネギバンドは、Negiccoの三人と、このワンマンライブのために結成されたドラム、ギター、ベース、キーボードの四人によるバンドでした。
バンドのメンバーの皆さんがどういう方々なのか僕は詳しくは存じ上げませんでしたが、普段はそれぞれの音楽活動をされている方々のようです。

で、そんなミュージシャンたちが、この日のワンマンライブでNegiccoと一緒に結成したネギバンド!
もう、この時点で僕は期待値MAX!!!!!!でした。

だって、分かりますか、あのNegiccoの素晴らしい楽曲が生演奏で聞けるのですから!
Negiccoの素晴らしさの一つが、12年間徹底してクオリティの高い楽曲を提供していることです。

楽曲のクオリティの高さは、ファンだけではなく、多くのアーティストからも注目され、その結果、西寺郷太さん、小西康陽さん、矢野博康さん、田島貴男さんと言った有名アーティストからの楽曲提供にもつながり、更にNegiccoの注目度を高める結果になった、という流れが、ここ1、2年のNegiccoにはあるんです!
さらに何がすごいって、そんなハイ・クオリティな楽曲を、12年間もconnieさんに代表されるアーティストさんたちが地道に作り続けてきたことなわけです!

なんか、話がそれましたが、とにかく、Negiccoの楽曲のクオリティは本当に高いんです!
で、そんな楽曲の素晴らしさがダイレクトに伝わるライブで、楽曲の素晴らしさが最も発揮されるであろうバンドによる生演奏で披露されるとなったら、これはもう、泣くしかないでしょう!

Negiccoが対バンしたアーティストさんたちとコラボして、生演奏の中で歌ったとことは、過去にも何度かあります。
僕が見たことあるのは、2013年のNONA REEVESの生演奏の中で聞いた「ときめきのヘッドライナー」なんですが、あれも本当に最高でした。

あの感動がまた味わえると思うと、本当に嬉しかったです。
そして、今回はこのワンマンライブのために特別にネギバンドを結成したということで、Negiccoの楽曲に対する強いこだわりを感じられました。

そんな中で始まったネギバンド、生演奏で聞く、「ネガティヴ・ガールズ!」「アイドルばかり聴かないで」「サンシャイン日本海」まあ、最高でした!
楽曲としての美しさにあらためて気付かされ、そんな美しい音楽の中でNegiccoの三人が美しいハーモニーを奏でる!本当に鳥肌モノでございました。



「アイドルばかり聴かないで」「サンシャイン日本海」はMVがあるので、ここで紹介しておきます。





Negicco「アイドルばかり聴かないで」





Negicco「サンシャイン日本海」



分かりますか!
この美しい曲をバンドの生演奏で聞けたんですよ!!



音楽をやっている人間ではないので上手く書けませんが、僕が感動したのは、なんていうか、ネギバンドの四人の男性の、非常に誠実な演奏と謙虚な態度でした。
何度も言いますが、ネギバンドの演奏は非常に格好良く素晴らしいものでしたが、その演奏する姿からはNegiccoへの強いリスペクトが感じられました。

なんというか全力で演奏をしながらも、その演奏が自分達が目立つためではなく、あくまでNegiccoのパフォーマンスを盛り上げるためにやっているんだ、という謙虚さが感じられました。
謙虚と言っても演奏は本当に力強かったし、時折見せるバンドメンバーの表情からは、Negiccoと同じように彼らもまたこの演奏を全力で楽しんでいるんだという気持ちが伝わってきました。

そして、この共演するアーティストに対するリスペクトは、そのままNegiccoにも通じるものだったし、もっと言うと、Negiccoが常に守ってきた姿勢そのものだとも思います。
ステージの前方でダンスと歌を披露するNegiccoと、バックから確実な演奏でライブを支えるネギバンド、両方の実力が一つになった、本当に素晴らしいライブだと思いました。

この、共演してるアーティスト同士が心から尊敬し合い、そして愛しあっている!というステージに、僕は本当に弱いです!
素直に感動してしまいますし、自分がステージに立つことがあったら心掛けたいなあと思わされたりもしました。

そんなNegiccoとネギバンドのコラボの楽しさが爆発的に発揮された瞬間というものを、僕は目撃しました!
それは、「アイドルばかり聴かないで」の終盤で起こりました。

歌パートが終わり、あとは後奏だけとなった時、Negiccoが自由にはしゃぎだしたではないか!
なおちゃんはベーシストの方と並んでエアギター(エアベース?)を披露し、ぽんちゃがキーボードの方に向かって拳を突き上げるとキーボードを演奏していた方も片手で拳を突き上げ、そしてドラムとギターの間でかえぽが飛び跳ね…

ネギバンドの7人が音楽を本気で楽しんでいる、こんなに幸せな光景を、目撃できたことは、もう一生の思い出と言ってもいいでしょう!
ネギバンドの皆さん、ありがとうございました!



その後も何曲か続き、最後は代表曲、「圧倒的なスタイル」でした。
Negiccoの活動をそのまま象徴するかのようなポジティヴな歌詞と、曲の間奏で「一緒に踊ってくださいね」の掛け声とともにファンが肩を組みラインダンスをすることで有名な曲です。

りゅーとぴあで何百人と集まったNegiccoファンが全員で肩を組んでラインダンスをする光景は、本当に感動的でした!
ここに集まった人たちがみんなNegiccoを愛していて、そんな人たちと感動を共有できる、本当幸せな光景でした。



この曲も、動画を載せておきます。





Negicco「圧倒的なスタイル」



さて、「圧倒的なスタイル」で一旦ライブは締めくくられました。
しかし、客席からは「アンコール!」「ネギ!」というお馴染みのアンコールが鳴り響いているのでした。

果たして、アンコールはあるのだろうか…?
そう思いながら待っていると、なんとNegiccoより前に、ネギバンドが登場したではないか!

その後で、Negiccoが登場し、ネギバンドの生演奏で「さよならMUSIC」を披露してくれました!
アンコールではきっと何かやってくると思っていましたが、まさかネギバンドでアンコールとは!嬉しいサプライズでした。



そして、アンコール二曲目は、「ときめきのヘッドライナー」でした。
この曲は、まさにこういう大きな会場でのライブの最後に相応しい、会場が一つになって最高に盛り上がれる一曲です。



この曲も動画があるので上げておきます。







「ときめきのヘッドライナー」で最高に盛り上がりながらも、この幸せな時間がもうすぐ終わってしまうと思うと僕は泣けてきてしまいました。
「声を聴かせてー!」「Yeahhhhhhhhhhh!!!!!!!!!」と、会場の一体感が増して気持ちが高まれば高まるほど、その切なさは大きくなんてくのでした。

楽しい時間はいつかは終わってしまうものです。
歌い終わると、Negiccoはステージから帰ってしまい、「あ、終わっちゃった」と僕はしばらく何も考えることが出来ずに、茫然としていたのでした。



その時だった!ステージの奥のスクリーンに、巨大なconnieさんのアニメーションが映ったではないか!
そして、アニメーションのconnieさんが、ご本人の声でしゃべっているのだ!

Negiccoの楽曲の多くを手掛けるプロデューサーconnieさんがアニメとなって登場するとは、これはまた予想外のサプライズ!
しかし、次の瞬間さらなる予想外の展開が…!!



connieさん「じゃかじゃかじゃんけん、スタート!」



なんと、りゅーとぴあの劇場の巨大スクリーンで、アニメのconnieさんがじゃかじゃかじゃんけんを始めたではないか!
そもそもconnieさんはポンキッキーズのコニーちゃんが好きでconnieという芸名にしたらしいです。

それにしても、大人になってからこんな大規模な会場で大人数でじゃかじゃかじゃんけんをする日が来ようとは…
最高の興奮のあとの喪失感、という気持ちの流れからの、突然のじゃかじゃかじゃんけんという意外すぎる展開に、楽しみながらも、どこか狐につままれたような心境でした。



と、その次の瞬間、再びNegiccoの三人がステージに!まさかのダブルアンコールだ!
しかも、一緒に本物のconnieさんまでいるではないか!

まず、Negiccoにまた会えた、それだけで僕は嬉しかったです。
あの、僕はですね、もう会えないと思った相手にもう一度会えるという展開に、本当に弱いんです!

そして、そこにconnieさんまでいるというのは、ファンとして本当に嬉しいことでした。
何故なら、connieさんは多分、日本で一番Negiccoに愛し愛されているネギヲタだからです。

もともとサラリーマンでバンドマンだったconnieさんが、Negiccoのステージを見て感動し、オリジナルの楽曲をプレゼントしたことが、Negiccoとconnieさんの出会いだと聞いています。
つまりconnieさんはこの上ないくらいの熱心で愛情を持ったファンであり、そんな方が今はNegiccoのプロデューサーをされている、それがNegiccoでありconnieさんのすごいところです。

ことを考えるとNegiccoの地道なサクセスストーリーは、同時にconnieさんのサクセスストーリーでもあるわけです。
そして、何と言っても楽曲の多くを手掛けるconnieさんが、どれだけNegiccoのここまでの何年間を支えていたかと思うとそれだけでドラマティックです。

connieさんなくして、Negiccoは語れない!
そんなconnieさんが、Negiccoと一緒にステージに登場する…これはもう、泣かないわけないでしょ!

ちなみに、2013年の新潟テルサでのワンマンライブのアンコールでは、客席の後ろからNegiccoが「Negiccoから君へ」を歌いながら登場するというサプライズ演出でした。
「Negiccoから君へ」は、RAM RIDERさん作の、Negiccoからconnieさんへの気持ちを歌った曲だったので、あれもconnieさんへの感謝を込めた演出でしたが、今回はついにconnieさん一緒にステージに出て来ちゃったよ!

しかも、そこで歌った曲が「トキメキ★マイドリーム」でした。
この曲はconnieさんがかなり前に作られた曲だと思うんですが、この曲はとにかく歌詞が素晴らしいので、リンクを貼っておきます。



Negiccoさん『トキメキ★マイドリーム』の歌詞



特にサビの、「夢に向かって走り続けよう 遠まわりする僕らは きっと大きな未来が待ってる あの日話した君のストーリー」といいう歌詞は、まるで現在のNegiccoの姿を予言していたかのようで、今聞くと感慨深いものがあります。
そんなconnieさんのNegiccoに対する願いが込められた曲を、成長したNegicco、そしてconnieさんがともに歌う…これはもう、号泣ですよ!

途中、connieさんのソロパートでは観客席からconnieコールが起こっていました。
ファンの一人としてNegiccoが愛されているのが嬉しいというのがありますが、それと同じくらい、connieさんが愛されていることが僕は本当に嬉しかったです。




以上、2014年9月6日にりゅーとぴあで開催されたNegiccoワンマンライブ「Negicco NEXT DECADE 2014~奇跡を起こす!この街から~」の感想でした!
こうして振り返ってみると、本当に最高としか言えない幸せな時間でした!

あれから三ヶ月以上が経過しているんですが、意外と書けるものですね!
それだけ印象的なライブだったってことだと思います!

書きながら気合いが入ってしまい、随分と長々と書いてしまいましたが、一言でまとめるとこうなります!
「Negiccoが好きで良かった!」この言葉に尽きます!



という訳でここあさん、約束のライブレポ、年が明けてしまいましたが、三ヶ月以上経ってようやく完成しました…
続きは、また現場で会った時に話しましょう!








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唐突に2014年の思い出!NIIGATA BLUESとかかほてぃーぬとかに関する諸々のアレコレ。前編

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はい、唐突にブログで2014年の印象的な思い出を振り返っております。チヒロブルースです。
何故に2015年このタイミングで書き始めたのか?ということに関しては、ここに書きました。「唐突に2014年を振り返るけど気にするな!2015年のことは考えるな感じろ!

2014年の思い出の中から、特に印象深かったもの、自分の人生に於いて重要な出来事なのに、まだ文章に残していなかったものを三つほど厳選し、ブログに書いていこうと。
今までに、すでに二つ書いてきました。

唐突に2014年の思い出!劇作家・岸井大輔さんとの出会い!
唐突に2014年の思い出!りゅーとぴあNegiccoワンマンライブに行って来た感想を今更ながら!







岸井大輔さん、りゅーとぴあNegiccoワンマンと来て、三つ目の出来事は、NIIGATA BLUESでございます!
特に、2014年9月12日に、アイドル育成居酒屋OHANAで開催されたAngelGenerationのかほてぃーぬ生誕祭にて、KAHOさん、MASAKOさんとNIIGATA BLUESで結成された6人の特別ユニット「NIIGATAブルーヌ」に関する思い出を中心に書いていきます。

この日の出来事は、出演した翌日にブログに書いています。「特別ユニットNIIGATAブルーヌ、かほてぃーぬ生誕祭でYOSAKOIを踊りました!
この記事の中で書いているように「かほてぃーぬについて、NIIGATA BLUESについては自分の中で思うことがあまりにたくさんあるので、後日ちゃんとまとめようと思います。」とずっと思っていたので、あれから3か月以上が経過して年が明けた今、満を持して書いていこうと思います!



と言っても、この出来事に関しては色々書きたいことが多すぎるので、本当に何から書いていいのやらと言う感じです。
そのくらい、自分の人生に於いて重要な出来事だった、ということを最初に言っておきます。

で、整理して書いていくために、時系列に沿って、最初はNIIGATA BLUESを中心に、後半はかほてぃーぬとかNIIGATAブルーヌを中心に、書いていくことにします。
と言っても、多分ほとんどが自分語りになってくと思います(笑)。あくまで、「僕にとっての」NIIGATA BLUESとかかほてぃーぬとかに関する諸々のあれやこれやってことで。

最初に言っておきます、この記事、2014年を振り返るシリーズの中でも、かなり長くなるかと思います。
それでは張り切ってどうぞ…







NIIGATA BLUESを結成したのは、2013年のことでした。
僕と、もっつぁん(本間さん)、一樹さん、内藤くんの4人で、2013年11月のカルチャーMIXフェスタでコントを披露するために結成したユニットです。

もともと、僕は松本でBLUESという男だけの演劇ユニットに所属していて、コメディやコントを作って披露していました。
2011年から新潟の実家に引っ越して、2012年から新潟でも演劇を始めて、やっぱり新潟でも男だけでコントが作りたい!と僕は思っていました。

その話を、2012年の1月にもっつぁんと一樹さんとご飯を食べている時になんとなくしてみたところ、二人が賛同してくれて、さらに夏くらいに内藤くんにも声をかけてくれて、結成に至りました。
ちなみに、1月にその話をもっつぁんと一樹さんに話したのが、アイドル育成居酒屋OHANAの出来事なので、なんというか、色んな縁があります。

その時の気持ちは、当時のブログにも書いてあります。
NIIGATA BLUES エピソード0 「ねえ知ってる?NIIGATA BLUESのすごいところ」



NIIGATA BLUES、一応僕がリーダーということになっていますが、ユニットを結成するというのは僕にとってまったく初めての試みであり、本番までは気持ちが翻弄され続けてる毎日でした。
それでも、NIIGATA BLUESの日々は本当に楽しかったんですよね。初めてのことばかりに挑戦していくのは、不安と同じくらいワクワクもすごかったんです。

稽古時間がないから深夜のビッグスワンの近くの広場で稽古したとか、コントの最後で踊る「ニイガタPOWER!」が覚えられなくてOHANAまで振付をこっそり教わりに行ったとか、今思い出してもあの日々は青春です。
いや、本当にもっつぁんと一樹さんと内藤くんには感謝です。





そしてカルチャーMIXの本番の日に、コントと「ニイガタPOWER!」を披露したんですが、それを見ていたAngelGenerationさんがすごく面白いと言ってくれて、そして最終的にはサプライズで共演もしてしまったという、嬉しすぎる思い出でした。
この時の思い出も、過去のブログにまとめてあります。

NIIGATA BLUESを終えて。
【動画あり】NIIGATA BLUESによるニイガタPOWER!そしてエンジェネさんと奇跡のコラボ!



今思い出しても本当に楽しかったNIIGATA BLUESですが、僕にとってこの活動はただ楽しかっただけではなくて、僕の人生にとってとても大きな意味を持つものでした。
一言で言うと、自分が正しいと信じていた生き方は間違っていなかった!と、自分の体験を通して実感できた、という感じです。

それがどういうことなのかを説明していきたいので、ちょっと僕の背景みたいなものを書いていきます。
という訳で、このあたりから自分語りがどんどん増えていきますよ。



僕が松本で演劇を始めたのは、大学4年生だった2008年、メンタルを患って約半年が経過した頃で、就活と研究室が嫌で他に人生の楽しさを見つけたかったタイミングで、友達が演劇のWSを紹介してくれました。
今思えば躁状態の勢いもあったと思います。

現実逃避、躁鬱、それだけ聞くと、とてもネガティヴなものに聞こえますが、その結果、僕は演劇というとても楽しいものに出会いました。
だから、ネガティヴな出来事がきっかけであっても、人生の楽しさに出会うことはあり得るんだなあという考えが、その頃からなんとなく僕の中にありました。



大学を卒業してから2009年にBLUESに所属してからの日々はとても楽しかったですが、病気が安定することはなく、家族と話し合った結果、2011年に新潟の実家に帰ることになりました。
その時も、松本を離れるのはとても辛かったんですが、前にも書いたような、こういう残念な出来事がきっかけでいい出会いもあるかもしれないと思い、新潟に帰ることを出来るだけポジティヴにとらえるように心掛けました。

寧ろ、新潟に帰って来てからの僕の方が活動的だったんじゃないかと思うくらいです。
とにかく、興味を持ったこと、面白そうなことにはどんどん首を突っ込んでいくという、今思うとかなり中二病的な根拠もないのに謎の自信と行動力でした。

実際たくさんの出会いがあり色々な縁の力を感じたんですが、大きく分けると主に二つのものに出会いました。
新潟の演劇とアイドルです。

新潟の演劇を色々と見ていく中で、新潟で演劇をやってる人の多さに驚き、新潟にも演劇をやっている人がいるんだということが単純に嬉しかったです。
当時は人脈作りみたいなものに躍起になっていた自分もいたんですが(これぞ中二病的行動力!恥ずかしい)、途中からそんな目的ではなく、純粋に新しい演劇や人に出会うのが楽しくなってきました。

そして2012年のちず屋の二階大行進に呼んでいただけたことがきっかけで、新潟の演劇に出演するという体験を初めてさせていただいたのでした。
(今思うと、共演したのがもっつぁん、違うチームには一樹さんと内藤くんが出演していたので、これも本当に縁だと思います。)

対してアイドルというのは、もともと僕は松本に住んでいる時にたまたまNegiccoさんを知り、地元新潟にアイドルがいるということでなんか妙に気になっていました。
(ここに関しては長くなるので、いつかあらためて文章にまとめてみたいと思います。)

Negiccoがきっかけで人生で初めてアイドルのライブに行き、アイドルに対する見方も変わり、アイドルのライブの楽しさを知りました。
そして、それがきっかけで、RYUTistさんやAngel Generationさんと言ったアイドルも新潟で頑張っていることを知り、素直に応援したいなと思うようになりました。



で、僕が演劇やアイドルをこうして追い駆けてきたのって、ただ好きだから、興味を持ったからってだけの理由なんです。ただの好奇心なんです。
当時は無意識で行動していたんですが、今思うとすごく大切なことをしていたんだなあと思います。

どういう事かと言うと、自分の感情や好奇心が赴くままに生きていたことは、実は幸せな人生を送るために一番大切なことだったんじゃないかって、今では思うのです。
自分の中の好奇心、もっと言うと「好き」という感情は、もしかしたら人生で一番信じられるものなんじゃないかと、思います。

それまで僕はどこか、人生は確固たる目標を持って、それに向かって努力して生きていくことが一番の美徳なんじゃないかという気持ちがありました。
そして、努力いう言葉には、つらい毎日に耐えて頑張ることであるというイメージもありました。

もちろん、そういう努力が出来る人はすごいなあとは思いますが、それだけじゃないだろっていう気持ちの方が今は強いです。
この数年間を生きた中で、僕は、目標や努力に対する考え方が、180°変わってしまったのです。

一般的に目標を設定することは大切だと言われています。しかし、その目標ってどこから生まれるのでしょう。
ちゃんと自分の気持ちから生まれた目標を持てる人は幸せです。しかし、その目標が間違っていることだってあると思うんです。

寧ろ、人から与えられたイメージだけでなんとなく設定した目標に縛られすぎることで、自分が本当に持つべき目標を見失うことの方が多いんじゃないかと、最近は思います。
さらにそこに、つらい気持ちに耐えて努力をすることが大切だって思い込みが加わると、自分の目標が間違ってる可能性に気付くことは、ますます難しくなります。

人間、ブレないことが大事って言いますけど、間違ってるかもしれない目標からはどんどんブレていくべきで、自由にブレられるくらいの余裕が大事だと思います。
じゃあ、そんなブレブレの目標が信じられないのなら何を信じればいいのかってなりますが、ここで信じられるのが自分の好奇心や好きという感情だと思うんです。

好きという感情のままに生きることは、一見ただ好き勝手に何も考えずに生きているブレブレの人生のように思えるかも知れませんが、僕は逆だと思います。
何故なら、好きという感情は誰かから一方的に与えられるものではなく、自分の中から湧き上がるもの、最も確固たるものだと思うからです。

「好きこそものの上手なれ」という言葉がある通り、好きなことを続けていたら、結果的にそれがすごい努力になっていたってことだってあり得ると思うんです。
そういう努力って、きっと苦痛じゃないですよね、楽しくて仕方ないと思うんです。

どうせ生きるんなら、楽しく幸せに生きられた方がいいに決まってますから、だったらまず目標を設定するよりも、自分のやりたいことに素直になった方がいいと思います。
そして、そうすることで、本当の意味での目標に気付けるというものなんじゃないか、と思います。

それに、最初に目標を設定しすぎると、そこに達成することがゴールになってしまうから、それ以外の楽しさを見落としてしまうんじゃないかなって思います。
それより、まったく思いがけないものに僕は出会いたい。



話が長くなりましたが、この辺でNIIGATA BLUESの話に戻します。
演劇やアイドルに興味を持ってここまで追い駆けてきたのと同じように、僕はNIIGATA BLUESの三人にとても興味がありました。

イケメンコント集団NIIGATA BLUESですが、ただイケメンなら誰でもいいわけではなくて、大事なのは「僕がイケメンだと思う」ことなんです。(この話、初めてします。)
もっと言うと、もっつぁんと一樹さんと内藤くんは、僕が過去に舞台で見たことがあって、「あ、なんかこの人いいな」って思ったってことが大事なんです。

本当になんとなく、僕が興味を持った人達だったんですね。だから、そういう人と共演してみたいなっていう。で、共演して新たな魅力を発見できたっていう。
「ちひろdeアート」のまとめで、「コラボレーションは人を知る絶好の機会」って書きましたが、当時から無意識的にそれを実践してたんだなあって思います。



という訳で、僕の中には「ネガティヴなことがきっかけでも幸せな出会いもある」とか「好きな気持ちや好奇心に素直に生きた方が幸せなになれる」っていう考えがあり、僕はこの二つを強く信じています。
どうしてそこまで信じられるのかというとですね、ここで超重要なのがエピソードが2013年のカルチャーMIXフェスタなんです。



あの時、NIIGATA BLUESとAngel Generationが出会ったのはつまり、つまり、僕の大好きな演劇と!大好きなアイドルが!ついに出会ったってことなんです!
分かりますか!ただ演劇やコントが好きで結成したNIIGATA BLUESと!ただアイドルが好きだったから知るようになったAngel Generationが!同じステージで出会ったんです!これ、超重要な出会いなんです!僕にとって!

好きなものと好きなものが出会う幸せな瞬間に、僕はその出会いの一部として、確かにそこに存在していたんです!
そしてその出会いから生まれたもの、一緒にニイガタPOWER!を踊ったんですが、それが本当に楽しかったんです!生きてて良かった!





メンタルを病んで新潟に帰ってて、なんとなく興味があった演劇とアイドルを追い駆けて、なんとなく面白そうだしやりたいってだけでNIIGATA BLUESを結成したからこそ、出会えた体験なんです。
だから、この体験は僕にとってすごく重要なものだし、誰からアドバイスされるよりも自分にとって説得力があるんです。「好きなことに素直に生きなさい」っていう。

そういう意味で、2013年のNIIGATA BLUESは僕の人生に於いて重要なエピソードなんです。
本当、色んな出会いに感謝ですよね…





…って、NIIGATA BLUESがAngel Generationに出会うまでだけで、ついつい熱くなった文章が長くなってしまった!
そろそろ、みんな思ってると思います。




かほてぃーぬは一体いつになったら出て来るんだと!



申し訳ございません!このあとちゃんと登場します!
という訳で、後編に続く!(えー、まだ続くのー!)







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唐突に2014年の思い出!NIIGATA BLUESとかかほてぃーぬとかに関する諸々のアレコレ。後編

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はい、唐突にブログで2014年の印象的な思い出を振り返っております。チヒロブルースです。
何故に2015年このタイミングで書き始めたのか?ということに関しては、ここに書きました。「唐突に2014年を振り返るけど気にするな!2015年のことは考えるな感じろ!

2014年の思い出の中から、特に印象深かったもの、自分の人生に於いて重要な出来事なのに、まだ文章に残していなかったものを三つほど厳選し、ブログに書いていこうと。
今までに、すでに二つ書いてきました。

唐突に2014年の思い出!劇作家・岸井大輔さんとの出会い!
唐突に2014年の思い出!りゅーとぴあNegiccoワンマンライブに行って来た感想を今更ながら!



で、その三つ目はNIIGATA BLUESについてだったんですが、あまりに長くなったので、前編・後編に分けることにしました。
前編はこちらです。「唐突に2014年の思い出!NIIGATA BLUESとかかほてぃーぬとかに関する諸々のアレコレ。前編

前編では、僕にとってNIIGATA BLUESがどういう存在なのかを書いていたら、2013年の結成からカルチャーMIXフェスタでのAngel Generationとの出会いまでだけでかなりの長文になってしまいました。
僕なりにかなり頑張って書いた文章でしたが、皆さんこう思ったと思います。



かほてぃーぬは一体いつになったら出て来るんだと!(二回目)



ご安心ください!この記事にはめっちゃ出てきます!
それでは、張り切って、どうぞ。



さてさて、僕にとってNIIGATA BLUESは好きなものと好きなものが出会えたという本当に予想も出来なかった体験をさせてくれました。
これ、本当に結成した時は全然予想できなかったことで、結成した時は「なんかコントやりたいなー」とか、「もっつぁんと一樹さんと内藤くんってどういう人かなー」くらいしか考えてませんでした。

言っちゃえば僕にとっての当初の目的って、実は結成した瞬間にほとんど達成されてたりするんですよね。
だから、NIIGATA BLUESには目標らしい目標はないし、例えばこういうステージにしたいとか、こういう団体にしていきたいみたいなことって、あんまり考えてないんです。

これはもう、僕の性格的なものなのですけど、団体のリーダーとしてはダメなのかもしれませんね、根本的に。
僕のダメな特徴として、稽古が始まると超絶的に情緒不安定になるっていうのがあるんですけど、ここらへんに原因があるような気がしてならないです。



だから、結成できた時点でほとんどの目標は達成されていたし、エンジェネとの出会いは完全にその斜め上をいった出来事だったんです。
…ってことは、前の記事にも書きましたが、要するにその時点で僕は完全に満足していたんです。

その後、2014年になってみんなそれぞれの活動を頑張っていたし、もうこのままでも十分幸せだなーっていう気持ちがありました。
でも、2014年もカルチャーMIXフェスタには出たかったし、それの話し合いもしたかったし、何より全然4人で集まってないなーってことに気付いて、久し振りにOHANAで会ったのが6月のことでした。





まさかの6月に新年会っていう!遅すぎるでしょ!
OHANAを出たNIIGATA BLUESの見つめる先には、何があるんだろうか…(向かいの居酒屋です)

こんな感じで、2013年のカルチャーMIXフェスタから半年くらいしてゆるーっと活動を再開した、2014年のNIIGATA BLUES。
しかし、この後の怒涛の展開を、この時の僕らは知る由もなかった…



6月の新年会をした一週間か一ヶ月後くらいでしたか、ある朝、TwitterにDMが来てるなあって思ったら、それがなんとかほてぃーぬさんからでした。
で、その内容が、OHANAのイベントでNIIGATA BLUESと踊りたいというものでした。

いや、正直めちゃくちゃびっくりしましたよ!アイドルからオファーが来るとか、こんなことも人生にはあるのかと!
本当に気が動転して、テンションが上がったまま取り敢えずNIIGATA BLUESのみんなにメールを送って、みんなから「落ち着け」って言われたような甘く切ない思い出です。

本当にわけが分からなかったんですよ。アイドルと共演とか妄想したことはありましたけど(笑)、実際にオファーが来るとか、それどういうこと!?っていう。
僕は演劇で舞台に立ったことはありましたけど、アイドルに関してはステージの下からケチャしてる側の人間でしたから…




で、そこからの思い出を時系列に沿って書いていこうと思うわけですが…あの、これ、どういう書き方をすればいいんでしょう(笑)。
って言うのも、ここから先はエンジェネのKAHOさんとMASAKOさんっていうアイドル二人が普通に出て来る展開なんで、そういうのってアイドル的にどうなんでしょう?迷惑だったりしないででしょうか?ファンの方に怒られたりしないでしょうか?

でも、僕の中ではすごく素晴らしい思い出だし、書き残す価値のあるエピソードなんで、やっぱり書いていこうと思います。
(もしも「それは書いたらあかんよ」という表現があったら、ご指摘ください。)



かほてぃーぬさんからDMが来た後で、色々と連絡を取りつつ、一先ず直接会って話してみようということになりました。
確か、その日は一樹さんともっつぁんが演劇の稽古を万市でやった日で、かほてぃーぬさんは仕事が休みで、僕も夜は空いてて、万市に集合してから駅前の某所に移動して、途中から違う稽古に出ていた内藤くんが合流し、OHANAの仕事終わりのまさこさんが合流、という流れでした。

思えば、一樹さんももっつぁんも内藤くんも、かほてぃーぬさんもまさこさんも忙しい中で時間作って集まってくれてたんですよね。(俺だけ何にも予定がなかった。当時は珍しく働いてたけど。)
で、そんな貴重な集まりにもかかわらず、僕はうまく話せなかったのをすごく覚えています。

というのも、やっぱりステージの上にいる姿を見ていたアイドルと、同じ立場にいるのが不思議すぎて、僕はかなり混乱していました。
(カルチャーMIXはお祭りテンションでうわー!って一緒に踊っただけの数分間だったけど、普通の状態で一緒に話しているのは、本当に混乱しましたよ!)



そして、そのくらい混乱したり緊張したりしながらも、僕はめちゃくちゃ嬉しかったです。
前の記事に書いたように、2013年のカルチャーMIXフェスタは僕の人生において重要な素晴らしい思い出だったので、まさかその先に、こんな驚きの展開があるなんて誰が予想できたでしょうか。

何より、かほてぃーぬさんがNIIGATA BLUESをこんなに好きでいてくれたことが、めちゃくちゃうれしかったんです。
そーゆーこと、この時ちゃんと話したかったなーとか、なんか空回りして変な空気にしちゃったなーとか、今更思ったりしますが。



かほてぃーぬさんの企画をまとめると、9月12日にOHANAでかほてぃーぬ聖誕祭やると。(本当は8月12日が誕生日だけど、一ヶ月後に行うと。)
聖誕祭はかほてぃーぬプロデュースで、彼女の好きなもので自分の聖誕祭を演出したいと。

その中で、彼女がエンジェネに入る前からやっていた大好きなYOSAKOIを踊りたいんだけど、YOSAKOIは男の人と踊った方が迫力があるのではないか。
そこで、過去に一度だけ共演していたNIIGATA BLUESの我々に、声がかかったと、そういうわけでございました。



話を聞きながら気付いたことは、かほてぃーぬさんが、かなりすごい覚悟で僕らに声をかけて来てくれたんだなあってことでした。
と言うのも、ステージ上での男性との共演というのは、女性アイドルであるエンジェネにとって、実はかなりの挑戦であるということです。

女性アイドルとファンの関係は、人によっては疑似恋愛的な側面もありますから、男性との共演に気分を悪くする人がいないだろうかという懸念もあったと。
その点に関しては、エンジェネのマネージャーさんなどとも話し合っており、あくまでもシークレットゲストという扱いになったとのことでした。

また、僕らNIIGATA BLUESもその点に関しては繊細な問題なので厳重に注意していこうと、(例えばネットに情報を流さないなど)そういうことを話し合ったりもしました。
そんなことを話しながら、かほてぃーぬさんたちは本当にプロのアイドルの世界で生きてるいるんだなあと、あらためて実感させられました。



かほてぃーぬさんの話を聞きながら嬉しかったとかすごいなあとか、心を動かされたことがたくさんありました。
何よりもまず、自分で自分の聖誕祭を演出しようという表現欲求、それがすごいなって思いました。

最近よくブログに書いていることですが、僕は自分の気持ちに素直に、自由に表現している人が好きだし、自分もそうありたいし、そうやって生きてる表現者の人生はそのままアートになると思っています。
かほてぃーぬさんはまさにこれだと!

とは言え、前にも書いたようにアイドルってすごく特殊な表現者だと思うんです。
「はい、自分がやりたい表現をやりました!」ってだけでは成立しくて、それがファンに受け入れられ、愛されなくてはいけないというプレッシャーの中にあると思うんです。

そして、そんなプレッッシャーの中にあっても笑顔で居続ける、超絶凄まじい職業だと思います。
だから、アイドルとしての立場と、アイドル自身の表現活動を両立させるのって、実はかなり難しいことなんじゃないかって思うんです。

かほてぃーぬさんは、それに挑もうとしていた訳です!エンジェネもYOSAKOIも好きで、それを自分でプロデュースして表現してしまおうと!
はっきり言って、アイドルとしてかなり挑戦的だって思いました。すごい人だなこの人!っていう。

エンジェネのステージとか見てると、本当にアイドルとして可愛いなあっていうのはもちろんですが、それ以前に一人の表現者として、人間として、すごく魅力的な人だなあと。
というか、はっきり言って僕のかなり理想的な表現者の在り方ですよ、すごく憧れの生き方をしている人です。

だからこそ、そういう気持ちでNIIGATA BLUESに声をかけてきてくれたこと、彼女の表現の一部としてステージに立てることが、めちゃくちゃ嬉しかった半面、めちゃくちゃプレッッシャーでした。
でも、そういう強い気持ちで、しかもさっきも書いたように色々な懸念に対しても入念に対策した上で、やっぱりやりたい!っていうかほてぃーぬさんの表現欲求と、勇気に、よし頑張ろう!と僕は思いました。

それと、かほてぃーぬさんが「私のファンの人達なら私がやりたいことをきっと応援してくれると思うので」と言っていたのが印象的でした。
そう言いきれるくらい、ファンと信頼関係が築けているのってすごいなあと、てぃーぬヲタも素晴らしいなと!

また、同じくエンジェネのまさこさんはすごく明るい人で、すごく楽しそうにしていて気持ちが癒されました。
今思えば、まさこさんはかほてぃーぬさんに対しては全面的に信頼していたんだなあと、本当に優しいし、よき理解者なんだなあと。

エンジェネのかほてぃーぬさん、まさこさんと、NIIGATA BLUESのもっつぁんと一樹さんと内藤くんという、本当によく分からない状況で集まったこのメンバーで、頑張っていくんだなあと、意気込みつつも、やっぱり不思議な気持ちでした。
一度に色んな予想外のことが起こって混乱しつつも、先に進まなきゃいけないという訳で、一先ず、それぞれの予定をすり合わせて練習時間と練習場所を話し合って、その日は解散になりました。





その日の帰り道に、なんとなく撮影したNIIGATA BLUESのメンバーたち。
心なしか、表情に緊張感が見える・・・



その後、時間を見つけては練習をする日が始まりました。
練習場所は、普通に場所を借りることもありましたが、夜しか集まれる時間がない時は、新潟市内の公園などで行いました。

夜の公園に集まってこっそりYOSAKOIの練習をしているのは、本当に楽しかったです。ああ、またあの青春がはじまった!って思いました。
時間も場所もない中で、どこかの公園にこっそり集まる、いわゆる闇練ってやつをやってる時が、一番「ああ、今NIIGATA BLUESやってる!」って実感します。

いい年して何やってんだよ!でも、楽しい!っていう。
どう考えても、高校時代よりも青春している!という実感がありました。

しかも、今回はそこにエンジェネのかほてぃーぬさんとまさこさんも一緒に踊ってるわけです。
ますます、どういう状況だよ!って感じでしたが、それがまたとても楽しかったです。

「どうしてこうなった!」とか「どういう状況だよ!」とかって、ものすごく幸せなことだと思うんですよ。
前の記事で書いたことにも通じるけど、予想できない楽しさに出会えることって、すごく貴重な体験だと思います。



YOSAKOI練習では、かほてぃーぬさんが僕らの先生となって教えてくれました。
すごく丁寧に教えてくれながらも、かほてぃーぬさんはすごく明るくて楽しそうで、ああ、やっぱりYOSAKOIがすごく好きなんだなあ!って嬉しくなりました。

そんなかほてぃーぬさんですが、いざ通して踊ってみる時は、「構え!」と言った途端に一気に本気モードに入るんですよね。本当に、目が変わるんです。
また、かほてぃーぬさんがYOSAKOI用の衣装を手作りしてくれたりと、彼女の頑張りには本当に驚かされるばかりでした。本当に、真剣なんだなあって。

平均年齢29歳とそこそこいい歳のNIIGATA BLUESの僕らは、体力の限界とダンス経験の無さを突きつけられるという、一年前のニイガタPOWER!を思い出すような展開でした。
練習時間も決して長くは取れませんでしたが、それでも少しずつ踊れるようになっていったのは本当に楽しかったです。

それにしても、かほてぃーぬさんとまさこさんはOHANAでの業務、もっつぁんと一樹さんは「演劇食堂」の稽古、内藤くんは「無差別」の稽古の合間を縫って集まっていたんですよね。
日によっては、仕事や稽古の後から22時集合なんてこともあり、みんな本当にすごいなあと思うばかりでした。

今思い出してもすごい毎日だったなあって思います。夏で、汗ばかりかいていました。
あのメンバーで夜中の公園でYOSAKOIの練習をするっていう。あんな体験は、もうないでしょう。



正直に言うと、僕は、踊り覚えるぞ!さあ踊るぞ!次の練習どうしよう!連絡しなきゃ!って、色んなことに翻弄され続けていたら、あっという間に時間が過ぎていったという感覚でした。
それは一年前のNIIGATA BLUESの最初のコントの時とまったく同じで、ああ、自分は成長しねーなーとか、思っていました。

あと、やっぱりこれは演劇でもカルチャーMIXフェスタでもなく、OHANAで行うイベントに出演するんだって思うと、プレッシャーもすごく感じていました。
だって、OHANAって聖地ですから!それに、かほてぃーぬさんを本当に好きな方々が集まった前で、楽しんでいただけるように頑張らなければいけないんだ!っていう。

何より、かほてぃーぬさんがここまで一生懸命、時間をかけて計画して、頑張って練習して作ってきたステージを、成功させるぞ!っていう。
いや、こんな気持ちで本番を迎えたことって、人生で初めて演劇に出演した時に匹敵するくらい、かなりの緊張感でしたよ!

というか、NIIGATA BLUESのステージって、いつもそんな感じなんですよね。こ、こんなに緊張すること、普段の演劇でもないぞ…っていう。
そう思うと、日々ステージに上がるアイドルって、本当にすごいなあって思ったりもしもしました。

僕はものすごく情緒不安定になって、正直かなりヤバくて色んなことして頑張ってテンション上げてました。
でも、そんな風に精神的にヤバくなってんのに、同時にめちゃくちゃ楽しい!っていう、なんでしょう、危険だと思います(笑)。ランナーズハイ的な。



そんなわけで、一ヶ月ちょっとあった練習の日々も気付けば過ぎ去り、いよいよ本番の9月12日となりました。
この日は、昼過ぎからOHANAに集合し、実際のステージで踊ってみたり、本番の流れを確認したりしていました。

昼間のOHANAにいるのは、とても不思議な感覚でした。
一通り確認が終わったら、しばらく自由時間となり、あとは出番を待つのみとなりました。



ちなみにこれ、本番当日の、OHANA開店直前にに更新したブログです。
ネガティヴチヒロ「元気出して行こう、エナジードリンク飲んでさ!」





開店してからは、普通にお客さんたちと同じようにNIIGATA BLUESの四人で一緒に一つのテーブルに集まって、緊張しながら出番を待ちました。
そして、出番の直前になったら、三階の居酒屋の一室をお借りして衣装に着替えて、あとはこっそりOHANAに戻って、あとは本番を待つのみでした。

この写真は、衣装に着替えた直後の記念撮影!
「あー!よっしゃいくぞー!」って気持ちでした。

そんな感じで、出番を待ってたんですよ。OHANAのドアの向こう、狭い通路の中で、マジックミラーの小さい窓からステージを眺めながら。
なんか、緊張感と不安とワクワク感と嬉しさと、色々まざって本当に訳わかんない感じになっちゃって、一言で言うとやっぱり「あー!よっしゃいくぞー!」でした。



でね、いよいよかほてぃーぬ&まさこから呼ばれて、NIIGATA BLUESの4人で登場してステージに立って、本番が始まったんですよ。
本番どうだったかって言うとですすね、あのですね…


超楽しかったんです。


これまで、プレッシャーだったとか緊張したとか、色々書いて来ましたけどね、そんなこと忘れちゃうくらい、楽しい時間でした!
なんかもう、色々ありましたね。色々ありすぎました。

まず、出て来た途端に、皆さんの拍手があたたくて、それでアイドルみたいにNIIGATA BLUESも自己紹介とかコールとか用意してやったんですけどね、なんとちゃんと答えてくれたんですよ!こんなよく分からない僕らにですよ!
あの、最初の話し合いの時にかほてぃーぬが話していた、ヲタとの信頼関係ってやっぱり本物だったんだなあって思いました。

YOSAKOIは、なんかもう必死でしたけど、すごい盛り上がりで、本当に練習してきて良かった!って思いました。
踊りの途中で、会場の中を走り出すパートもあったんですが、その時は本当にヲタの皆さんとも同じ楽しさを共有しているというのがより一層感じられたし、その時すれ違ったてぃーぬさんがものすごい笑顔だったの、覚えています。

なんかもう、感極まり過ぎちゃったのと、あと予想以上に汗もかいたし息が上がっちゃったのとで、終わった後でマイクに向かって挨拶するのがマジで放送事故みたいになっちゃったほどでした。
(あの、本当ごめんなさい。そして笑ってくれたヲタさん本当ありがとうございます…)

ちなみに、一樹さんwithかほてぃーぬはこの日のために剣舞も披露していました。
そんな感じで、エンジェネのかほてぃーぬ、まさこと、NIIGATA BLUESによるユニット「NIIGATAブルーヌ」のステージは温かく終わったのでした。



この日の生誕祭全体を通して一番感じたのは、本当にかほてぃーぬが愛されているんだなあっていうことです。
ヲタの皆さんからも、他のエンジェネメンバーからも、はっきり言って、愛しか感じないんです。

例えば、OHANAの壁にはかほてぃーぬの写真がたくさん貼られていたんですが、それはヲタの方の持ち込み企画ということでした。
会場にいるだけけで、かほてぃーぬへの愛が感じられる、本当に素敵な演出だったと思います。



自分の生誕祭をプロデュースして、YOSAKOIなどの彼女の好きな表現と、アイドルとして会場の皆さんを楽しませること、その両方に挑んで、全力で頑張って楽しんだかほてぃーぬ。
そして、そんなかほてぃーぬのことを応援して、彼女の幸せを願って、一緒に楽しんで盛り上がって、生誕祭を一緒に楽しんだヲタの皆さん。

あの、こんなに幸せなことってあるでしょうか!
さっきも言いましたけど、本当に愛しか感じないんですよ!純愛です!大森靖子さんが言うところの「清純異性交遊」ですよこれは!

そして、こんなに幸せな聖誕祭を見事に成功させたかほてぃーぬさんは、愛されるだけの魅力のある人なんだなあって、あらためて実感しました。
「自分の好きな表現で人を幸せにする」って、本当にあらゆる表現者の一番理想の姿だと思うし、かほてぃーぬさんはやっぱりアイドルとして、表現者として、そして人間として、やっぱりすごい人です!



そして、そんなかほてぃーぬさんを祝福するサプライズが、この後、怒涛のごとく展開してきたのでした。
それは、全てのプログラムが終了し、全員で「ニイガタPOWER!」を踊ったあとの出来事だったと思います。

なんと、スクリーンにRYUTistのむうたんからのビデオメッセージが!
「むうたんが好きでRYUTistが好きになった!」というかほてぃーぬは、この時点でかなり感激していたんですが、この後でさらなるサプライズが!

なんと、OHANAにむうたんがまさのご本人様登場!ステージで出会い、かほてぃーぬに直接バースデーメッセージを伝えるむうたん。
あのですね、こんなに幸せなことってあるかよ!!

思わず感涙するかほてぃーぬ…そりゃそうだよ!
そして、さらにそこにかほてぃーぬの似顔絵が描かれたケーキまで登場し、泣きながら「そっくりだぁ…」ってつぶやいたのがすごく可愛かったです。

なんかもう、本当幸せな時間でしたね。同じ会場であの時間を祝えたことが、あの愛に溢れた幸せな時間の一部として、そこに存在できていたことが、本当に嬉しかったです。
(ていうか、OHANAでエンジェネとむうたんと同じステージにいたんだあの時……ヤ、ヤベエ……)

しかも、同じステージでYOSAKOIを踊ったっていう、まさかの!
本当に、僕らに声をかけてくれて、本当にありがとうございました。

その後は、テーブルに戻ってご飯を食べたり、あとヲタの皆さんと話したり、楽しい時間を過ごしました。
かほてぃーぬへの色紙に一緒に色を塗ったり、楽しかったです。





これは、全部終わったあとで記念撮影をしたもの。(内藤くんが予定があって先に帰っちゃった後だったのが残念)
あの……ま、まさこさん!?





これは、一樹さんが記念に残したいって、一樹さんのiPhonケースに全員のサインを書いたもの。
欲しがるねえ!でも、これ本当いい思い出です!





……っていうね。そんな思い出です。
なんか、あの聖誕祭からちゃんと記事にまとめるのに、数ヶ月を要しました。

いや、本当に大きな思い出すぎて何から書いたらいいか分からずに、なかなか書くことが出来ませんでした。
それでも、やっぱりこれ、僕の人生に於いてすごく大事な思い出なんで、かなり長文になりましたけど、こうしてまとめることが出来て良かったです。



NIIGATA BLUESは、本当に人の縁で出来ているものだと思います。
僕がリーダーで何かやってるかって言ったら何もやってないし、このメンバーが集まって、そこで生まれた色々な縁から、何かが生まれたもの、だと思っています。

今回は、その縁の先にかほてぃーぬさんがいた、みたいな、そんな感じだと思ってます。
NIIGATA BLUESをやろうと思った時に、まさかこんな出会いがあってこんな体験が出来るとは、まったく想像していませんでした。

何度も言いますが、こういう、まったく予想できないものに出会えるのって、本当に幸せなことです。縁の力です!
でね、そこで生まれた縁が、例えば今、もっつぁんと一樹さんがやってるJOKERの「私立!七橋学園!」にかほてぃーぬが出演、みたいなことにも繋がってたりすると思うんです。

もう、こういうNIIGATA BLUESの色んな出会いとかが、もう僕には全然よく分からないところまで話が進んじゃって、それが今とても楽しいんです。
自分が何かのきっかけだったり飛び入り参加したりしてきた色々な縁が、僕の知らない部分でまた新しいものに繋がってるのは、すごく嬉しいことなんです!分かりますか!



これが、僕のNIIGATA BLUESとかかほてぃーぬとかに関する諸々のアレコレです。
長文でしたが、お楽しみいただけたでしょうか?



唐突に2014年を振り返るシリーズも、これにて一旦締めくくります。
まあ、またやるかもしれないし、やらないかもしれないです。またね!







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JOKER「私立!七橋学園!」について。

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3月7、8日の土日に、りゅーとぴあで開催中の新潟演劇祭の一つとして、JOKER「私立!七橋学園!」が上演されました。
僕は、8日の千穐楽を観に行って来ました。

という訳で、感想を書いてみたいと思う訳ですが…
最初に言っておきますが、わりと批判的な文章になってしまうと思います。



僕は最近ブログを書く時に、日常で感じたことのメモみたいなものを下書きして保存しておいて、それを時間がある時に仕上げるという、ちょっと変わった方法を取っています。(ブログの日時と更新した日時がずれているのは、そういう理由です。)
で、「面白かった!」って感想を一ヶ月後とかに書いても問題ないでしょうが、「面白くなかった!」って感想を一ヶ月後とかに更新しても後味が悪いでしょうから、まだ公演が終わって数日しか経っていない今のうちに、すぱっと書いちまおうと思います!



そもそも僕はこのブログには、面白かったことや人に知って欲しいこと、書いておかなければいけないと思ったことを中心に書いています。
なので、演劇の感想なども、面白かったものについてはたくさん書きますが、面白くなかったものについては書かないことが多いです。(書かなかったからと言って、つまらなかったという訳ではないです。単に時間がなかったり書き忘れてることも多いので(笑)。)

ですが、僕は今からJOKER「私立!七橋学園!」について「面白くなかった」という気持ちを書こうとしています。
どうしてこれを書こうとしているのかは分かりません。分かりませんが、ただ、「僕はこれを書かなきゃいけない」という気持ちがとても強くあります。

書かずにはいられない何かが、僕の中にあるなら、そういう直感的な欲求はきっと正しいと思っているので、やっぱり書こうと思います。
とは言え、愛のない批判をしても悪口になってしまうと思うし、それは僕も望んでいないので、出来るだけそこは気を付けて書いていきたいと思います。



JOKERを楽しんで観劇した方が多くいることも知っていますので、そういうファンの方や関係者の皆さんが読んで気分を悪くしてしまったらごめんなさい。
出来るだけ言葉づかいに気を付けて書きますが、たかがブログなんで別に読みたくない方は読まなくてかまいませんし、反論はいくらでも持っていただいてかまいません。

また、これはあくまでも、僕にとっての感想なので、見たことのない方が、「これがJOKERなのかー」と思わないようお願いします。それは僕の本意ではありませんので。
見た人の数だけ存在する感想の中の一つとして、あくまで、僕の感想、僕なりの「JOKER」、僕なりの「私立!七橋学園!」に対する気持ちを、書いたものです。



それと、ちょっと思い出すのは、僕が二年前にみっくすじゅ~す倶楽部「Crimers High↑」って演劇に出演した時に、多くの方から厳しい感想をいただいたことです。
あの時は、本当に悔しかったし相当凹んだんですが、でもそうやって正直に感想を言っていただける方の言葉によって、結果的に悔しい気持ちが成仏できたような気がするんですよね。

もっと言うと、そういう言葉によって気付けたことがたくさんありますし、今の自分を形成する大切な要素にもなっている気がします。
だから、やっぱり今思ってることを、正直に書いてしまった方が色々いいんじゃないかって思います。



前置きが大分長くなりましたが、それはそれだけこのブログを書くかどうかをかなり迷ったため、だと思っていただければと思います。
まあ、わーわー言うとりますが、JOKER「私立!七橋学園!」の感想とか、せっかくなんでアレとかコレとか、色々長くなると思いますが、はりきって行ってみよう!





という訳で、僕は3月8日(日)の17時から、JOKER「私立!七橋学園!」の千穐楽を観に行って来ました。
観劇前の心境としては、かなり大きな期待!プラス、わずかばかりの不安、がありました。

まず、どうしてそんなに期待があったのかと言いますと、言うまでもなく僕はJOKERのファンの一人だからです。純粋に楽しみでした。
どうしてファンになったのか、そしてそれがどうして期待に繋がるを説明したいので、一先ず、観劇前の僕のJOKERに対する気持ちを書いてみたいと思います。



新潟のステージユニット「JOKER」は、2012年に旗揚げ公演「JOKER」とともにデビューした、5人組の団体です。
代表はもっつぁんこと本間智さん、作・演出はチャラ侍こと高田一樹さん、さらにさっきーこと先川史織さん、もりここと森祥子さん、しまむーこと島村哲平さんと、僕のブログにも度々登場する面白い人達がメンバーなので、僕にとってはかなり身近な存在です。

2012年の「JOKER」、2013年には「ゴーストハウス」の二公演をを行っており、僕はどっちも見ているんですが、どちらも大好きな作品です。
なんでそんなに好きなのかを完結に説明するなら、「楽しい!」「友達になりたい!」って感じです。

特に、旗揚げ公演の「JOKER」を見た時の衝撃はとても大きかったです。
この時はJOKERメンバーの5人とはほとんど親交がなかったんで、ひょんなことから(多分Twitterがきっかけで)一樹さんと話す機会があり、「なんだか面白そうなことしている人達がいるぞ!」と心を踊らせて、僕は見に行きました。

で、観劇したJOKERの「JOKER」ですが、これが非常に面白かった!今でも大好きな作品です。
Twitterにも書きましたが、僕が考えるJOKERの魅力は…



・物凄い密度で過剰に畳み掛けるギャグ
・高度な技術を下ネタに使うような才能の無駄使い
・予測不可能なまでのやりたい放題
・そのくせ最後には「おおっ!」って感動させる隠しネタが登場



この4つです。この全てが、「JOKER」にはありました。
もちろん、脚本や演出、演技やギャグのセンスなどにも感動しましたが、それ以上に何より僕は「こんな面白い作品を作った人たちが新潟にいる!」という事実に感動したのでした。



この時の気持ちを一言で表すと、「新潟にもBLUESみたいな奴らがいる!」です。(これが、僕にとってどれだけの褒め言葉か!これから説明していきます。)
BLUESは、僕が松本に住んでいる時に所属して演劇やコントをしていた(今でも一応所属だけはしている)男子だけのコメディユニットで、僕の演劇の原点とも言えます。

BLUESの、というか僕にとっての演劇の魅力って何かって言うと、「こんな俺達でも輝いて生きていける!」ことなんです。
例えば僕なんかメンヘラだしニートだったりするし、BLUESには大学中退したメンバーもいるし、要するに世の中から見たらダサいと思われちゃう側の人間たちが、一生懸命格好付けてバカな演劇をやってるんです、BLUESでは。

また、真面目に社会人をやっているけれど、心の中では常にボケたい!という衝動を持って生きてるメンバーなんかもいます。
BLUESメンバーの全体的な特徴として、みんなボケたがりなんですが、普通に生きていたらなかなかそれを披露できる場少ないし、変な奴だと思われたり空気が読めないと思われたりするでしょう。

それが披露できる場、それが俺達の演劇なんです。自己表現が出来る。それぞれの個性と、欲望を、舞台で披露することが出来る。
しかもそれによって、人を楽しませたり、感動させることが出来る。なんて素晴らしいんだ!と。

もっと言うと、普通の生活では、コイツは頭がおかしい、空気が読めない、と思われるようなマイナスな部分でさえも、舞台では格好良く見える個性だったりする。なんて素晴らしいんだ!と。
だからこそ、「こんな俺達でも輝いて生きていける!」もっと大袈裟に言うと「人はみんな自由に生きていける!」っていう魅力が、演劇にはあると思うんです。



で、JOKERの「JOKER」を観劇した時に、なんだかそれに似たものを僕は感じたんです。
と言ってもメンバーそれぞれの性格なんかは、この時は知りませんでしたが、「俺達がやりたいことを全力でやってるんだ!」という勢いをガンガン感じて、それがBLUESの感動に似ていたんですよね。やりたい放題だな!って。

だからこそ、僕は観劇した時に、楽しいと同時に、嬉しいって気持ちがあったんです。俺達と似たようなことやってる奴らがいる!新潟にも!っていう。
「友達になりたい」っていうのはそういう意味です。

あと、演劇として見たら結構アウトなこと(特に、上の世代から見たら怒られそうなこと)でも、楽しいからやっちゃうっていう痛快さもありました。「俺達はこれがやりたいんだ!」っていう。
だからこその、「俺達のJOKER!」だったわけです。



それに加えて、JOKERがすごいなって思ったのが、そういう「やりたい放題」がただの自己満足になってなくて、ちゃんとエンターテインメントとして成立していたんですよね。
散々笑わせておいて、「あれ、これふざけてるけど、実はかなり頑張って作っちゃってません?」っていう。伏線回収の快感もあれば、キャラも魅力的だから物語にもかなり入り込んでしまったし、最後にはカタルシスもちゃんとありました。

だからと言って、そういう技術的なすごさが、決して押しつけがましくなかったんです。
どういう事かって言うと、「すごさ」よりも「バカさ」の方が勝ってたんですよね。そこが魅力だった。

面白いし格好いい、だけど超バカ!っていうすごくいいバランスだったんです。
だからこそ、「いいぞ!もっとやれ!」って思いました。今でもすごく思い出に残っています。



そして、二作目の2013年の「ゴースストハウス」では、脚本の練り込み方が、格段に上がっていたと思います。
畳み掛けるギャグが、実は次のシーンの前振りだったり、伏線だったりと、ストーリー上でちゃんと意味も持っている、っていう、非常に巧みな脚本だなって思いました。

また、叙述トリックを使った演劇って、新潟では見たことがなかったんで、そこに挑戦する姿勢も素晴らしいなと。
その上、本当に驚いたことに、最後には驚いたことにちゃんと演劇的な感動があるんですよね。

そのくらいかなり頑張って書かれたであろう脚本なんですが、やっぱり超絶的にバカなんですよね。
しかも客演さんが3人も増えたことで、バカさがパワーアップしていて、素晴らしいなって思いました。



さらに、JOKERじゃないですが、2012年に見た「ちず屋の二階大行進」のDチーム「モンキークラブ 上書き物語」という作品についても触れようと思います。
これは、昼町夜村さんの脚本を一樹さんが演出し、一樹さんと内藤くんとさっきーさんが出演していたので、JOKERにもかなり繋がる部分の多い作品だと思います。

何が凄かったって、パワーマイムです!「昔話の世界に入り込んで戦う」というトンデモ設定を、「オーバーライト!」という掛け声とともに、予想をはるか斜め上を行く超絶的にハイテンションかつハイクオリティなパワーマイムで表現し続ける30分間。
もう、休む暇もなく舞台に釘づけでしたし、大爆笑でしたし、あれをあの夏の暑くて狭いちず屋の二階で見たっていう、色々とんでもない思い出は、今でも思い出して笑ったりするくらいです。

ちなみに、松本から見に来てくれたBLUESのそうめいくんは「人生で見て来た中で一番好きな舞台」らしいです。
それはちょっと大袈裟じゃないか!?って思ったりしますが、でもそう思ってしまう気持ちも分かるくらい、今でも大好きな作品です。



でですね、これだけの今までJOKERを好きになる要素が揃っていたら、僕は「私立!七橋学園!」にはかなり期待するってもんです。
次はどんなことをやってくれるんだ!?っていう。

しかも、今回は客演の皆さんも僕にとって魅力的だったなあと思います。
常木さんとは共演したこともあって応援していたし、カタコンベの黒ちゃんのポジティヴさはJOKERにきっと合ってると思いましたし、初めて見るひよりちゃんの演技は楽しみでした。

あと、ここに触れない訳にはいかない!エンジェネのかほてぃーぬが出演してたんですよ。
かほてぃーぬとは、去年OHANAのかほてぃーぬ聖誕祭でNIIGATA BLUESと一緒に踊った仲でしたし、そこで生まれた縁がこういう形で繋がっていくのは本当に嬉しかったしとても楽しみでした。

さらに、今回のJOKERは、なんとあの2012年のちず屋の二階大行進の「モンキークラブ 上書き物語」の続編にも当たる作品だと言うではないか!
これだけの人数で、これだけの規模で、あの「オーバーライト!」の感動をもう一度味わえるとしたら、そりゃあ絶対面白いに決まってるだろ!と。本当に楽しみでした。



とは言え、不安がなかった訳ではないです。
一番の不安は、宣伝をするに当たって「格好いい!」「胸キュンさせる!」みたいな表現をあまりにも乱用していたことです。

えっと、演劇に於いて胸キュンするっていうのは、あくまで見た人それぞれが決めることだと思うんです。
っていうか、演劇って見た人がそれぞれ違った感想を持てるところが面白いと思うんですよね。

だから、最初から「胸キュンさせます」って言っちゃうのは、それって感想の押しつけなのではないかと。演劇の魅力を半減させちゃってないかと。
しかも、「胸キュンさせます」って最初から言っちゃうと、ハードルが上がってしまって、結果的に全然胸キュンできなくなるのではないかと。

それと、僕が思うJOKERの一番の格好良さって、格好付けつつも、それよりもバカさ、欲望、やりたい放題が上回っていたからだと思うんです。
あーだこーだ考えず「やっちまえーーーー!!」っていうガンガンくる勢いが格好良かったんだと思うんです。

だから、「胸キュン」させるような格好良さを全面に出し過ぎちゃったら、それってJOKERの魅力が半減しちゃうんじゃないの?っていう。
(てか、そもそも「胸キュン」って俺、興味ねえなあ…っていう。まあ、女の子は好きなのかもしれませんが。)


しかし、「胸キュン」そのものをギャグにしちゃうとか、「胸キュン」で油断させといて、僕らの予想を上回るような何かとんでもない面白さをぶっ込んできて欲しいなあって期待もありました!
で、その予想を上回る面白さってのがもしかしたら、「オーバーライト」のアクションなんじゃないかな、とか思っていました。






そんな感じで、結構な期待と、わずかな不安がありつつ、でもその不安の裏で「いや、もしかしたらそんな不安を裏切るような面白さをやってくれるかもしれない…!」っていう期待も持ちつつ、僕は観劇しました。
で、それで観劇しての感想なんですけど…あの…

僕の期待はことごとく裏切られ、その上、不安は全て的中してしまうという…
すごく残念でした。面白くなかったです。



演劇が始まった数秒後から、僕は「あれっ?」っていう違和感を感じていました。
いつものJOKERにあったあのガンガン来る面白さが、全然来ないぞ…?っていう。

「JOKER」ではpink pubicさんの格好いいテーマ曲とともにめちゃくちゃ格好良く登場したJOKERの五人が、次の瞬間ものすごく下らない喧嘩を始めるし、「ゴーストハウス」でも、開演前のお化け屋敷でやってきたネタを自分達でバカにし合って、また喧嘩を始める。
いや、何も喧嘩しろって言ってるんじゃなくて、役者さんたちの台詞の掛け合いがすごく面白いんです。

変なキャラたちが間髪を入れずに次から次へと変なことを言いまくるっていうグルーヴ感が素晴らしいんです。
そういうグルーヴ感が、キャラの魅力とともに伝わってきて楽しいから、どんどんその世界に入っていきたくなる魅力がありました。



…なんですけど、今回の「私立!七橋学園!」では、台詞の掛け合いが、びっくりするほどグダグダだったなーって思いました。
また、キャラクターたちもなんかどっかのアニメの劣化コピーみたいなキャラクターばかりで、魅力を感じられませんでした。

一応言っておきますが、アニメの劣化コピーみたいなもの、2.5次元的なものって、本来僕は結構好きなんです。コスプレみたいな。
2.5次元的なものって、普通にやっちゃったらただイタいと思うんですけど、やり切っちゃうと、逆に清々しい!みたいな魅力があると思うし、そういうことを新潟でやっちゃえるとしたら、JOKERしかいないよなー!ってくらいに僕は期待していました。

なんですけど、2.5次元的なキャラやり切ってる感が、ほとんど伝わってこなかったんです。
なんか、それっぽい台詞を言わされてる感じしか伝わってこなかったです。申し訳ないですが。

会話のグルーヴ感も、変なキャラをやり切ってる清々しさも、どっちも感じられない。一言で言えば、勢いがない。
勢いのないJOKERなんて、僕の好きなJOKERじゃないです。



でも、その後でさっきーがベタなアニメのオープニングっぽく「私の名前は芦屋心!」って言って登場した時は「あっ、やっと勢いのあるキャラが出て来た!」って思いました。「よっ待ってました!」っていう。
だから、「さっきー、この流れを変えてくれ!」って期待してたんですけど、その勢いは持続せず、またグダグダな感じに戻ってしまうんですよね。

だから、今回の上演時間は非常に長く感じました。退屈でした。
今までJOKERって、上演時間があっという間に過ぎていくくらい楽しかったんですが、それだけにとても残念でした。マジかよーっていう。



ただ、退屈だったとは言え、面白さがゼロだった訳では決してないということは、ちゃんと書いておこうと思います。
今までに比べて頻度は減っていたとは言え、面白いギャグはたくさんありましたし、何ヶ所か本気で爆笑しちゃったシーンもあります。

特に、ひよりちゃんとかほてぃーぬが、しつこいまでに何回も同じボケを繰り返すシーンは、最高だったと思います。
あれ、普通の演劇でやったらはっきり言ってアウトなレベルです。明らかに過剰です。でも、そういうバカ過ぎることをやっちゃうJOKER、イイネ!っていう。

あれ、ひよりちゃんがかほてぃーぬに同じネタ振りをしまくる、しかもかほてぃーぬが毎回ノリツッコミをしちゃうっていう、心底下らないシーンなんですよ。バカだなー!っていう。
なんでしょうね、女優二人の新境地開拓って感じもあって、あそこのシーンはまた見たいです。



あと、オーバーライトのアクションシーンは、予想よりも短くて残念だったとは言え、やっぱりとても面白かったです。
前半の桃太郎の下りの、桃太郎だったはずがどんどんハリウッド映画なんだか特撮戦隊モノなんだかロボアニメなんだか分からないような、おかしなノリになっていく、あの勢いは本当に笑いました。

それと、クライマックスでかほてぃーぬが黒幕っていうのが判明して、それまでライバルだったキャラたちが、全員で手を組んで黒幕に挑むという、バトルアニメのお約束的展開は、最高にアガりました。「キターーーー!」っていう。
特に、あの黒幕かほてぃーぬをそれ以外のキャラたちが取り囲んで、一斉にそれぞれの技を繰り出す!しかし、強すぎるかほてぃーぬ無双!っていうあのシーンは、画としても美しかったし、最高に熱い展開だったと思います。



ただ、そんな格好いいシーンも、勿体ないなーって思います。
何故なら、バトルシーンに至るまでのエピソードの描き方が分かりにくく、「なんでコイツらライバル同士だったんだっけ?」って思ってしまったので、「それまでライバルだったキャラたちが全員で手を組む」という超絶的に燃える展開の感動が、イマイチ伝わってこなかったからです。

今回の「私立!七橋学園!」、今までのJOKERに比べて、エピソードの描き方が分かりにくい、っていうか、雑だったと思います。
例えば、中盤くらいで島村さん演じる坂本勉三というキャラがみんなの知らないところで、とんでもない悪事を働いていたっていうエピソードが出来来るんですが…

アレってどんな悪事を働いてたんだっけ?何であんなことやったんだっけ?っていう感じなんです。よく分かんないんです。
一応、具体的な説明はあったと思うんですけど、なんかそれがすごく説明的で、全然感情移入できないなーって感じなんですよね。

そのくせ、気付いたら仲直りしていて、っていうか、無かったことになっちゃってるレベルなんですよ、坂本勉三の極悪エピソードが。
「ちょっと待って!思い出して!そいつお前のこと殺そうとしてたんだよ?おかしくね?」って、心の中でツッコミを入れずにはいられませんでした。



エピソードの描き方がおかしくね?っていうのを最も強く感じたのは、今回の作品の目玉企画である「マルチエンディング」です。
つまり、ギャルゲーや乙女ゲーにあるような、選択肢が劇中に登場し、お客さんの選択によって、展開が変わっていくというものです。

これ、ネタとしては非常に面白い試みだったと思います。
特に、乙女ゲーの選択肢みたいに、四人の男性キャラがスポットライトの下に立っているという画は、それだけでシュールで面白かったです。

なんですけど、この展開をストーリーに組み込むのは、やっぱり無理があったと思います。
いや、あくまでボケの一つ、ちょっとした小ネタとして、そういう2.5次元的な、ゲームを無理矢理実写化しちゃったみたいな展開を挟むのは、全然アリだったと思うんですが…

この選択肢がですね、物語の結構大事な部分に位置しちゃってるんですよ。
確かに、選択肢によって、ここはこういうストーリーになったんだなって部分は、見ていると、ああここだなってすぐに分かります。

なんですけど、それ以外の部分、つまり、どの選択肢でも必ず描かれているのであろうシーンっていうのも、出て来ます。
例えば、さっき書いた全員がオーバーライトして黒幕と戦うっていうシーンなんかは、それだと思います。

これって、おかしくないですか?
つまり、物語にとって重要なエピソードがどうなろうと、同じ展開を迎えるってことは、エピソードとエピソードの関連なんて、あってないようなものって言ってるのと、同じじゃないでしょうか?

特に、ライバル同士が手を組むという展開って、前後のエピソードから、どうしてライバルになったのかが非常に重要だと思うんです。
なんですけど、そこに選択肢によって変化する微妙なエピソードが挟まれるから、やっぱり前後のエピソードとの関連が分かりにくいんです。

だから、選択肢によって変化したエピソードが、そこだけ不自然に浮いて見えてしまいました。
「ゴーストハウス」ではあんなに練りに練ったストーリーを構築していて格好良かったJOKERが、なんでこんなにストーリーをないがしろにしているんだろうって、僕は悲しかったです。



ストーリーが多少雑だとしても、それを勢いで吹き飛ばすくらいの魅力は、JOKERにはあると思いますし、それをやってくれればかなり痛快だったのになあとも思います。
でも、やっぱりそれだけの勢いはないんです。ただただ、ストーリーの分かりにくさだけが気になるんです。

じゃあ、面白いストーリーも勢いもないとしたら何が残るかって言うと、微妙な胸キュン(笑)シーンだけが出て来るんですが…だからそんなんじゃ胸キュンしねーんだよ!っていう。
僕の好きだった期待したJOKERの格好良さはほとんど見られずに、悪い予感が全て的中してしまうという、本当に悲しい展開でした。

僕、JOKER見るんだから、終演後には出演者さんたちと「FUUUUUU!!!!!!」って盛り上がったり、記念撮影したり、なんならバラシも手伝うよ!くらいの気持ちでした。
でも、あまりの悲しさに誰とも話さずアンケートも書かずに帰りました。かなり珍しいことです。

帰り道、自転車を飛ばしながら、どうして俺は演劇を見てこんなに悲しい気持ちにならなきゃいけないんだと思うと、何故か泣けてきました。
そのくらい、僕はショックでした。

「あんなのは僕の好きなJOKERじゃない」ってTwitterに書いたのは、こういう理由です。
一言で言うと、これは失恋です。





…って、散々書いてきましたが、でも、実を言うとここまでは僕はわりと許せる範囲なんです(そうなのかよ!)。
だって、演劇なんて続けていれば成功も失敗も、名作も駄作もあるのが当たり前で、寧ろこうして精力的に作品を作って新しいことに挑戦しているのは、純粋にすごいと思いますし。

実際、楽しかったって言ってる人は大勢いますし、僕自身、笑ったりもしましたから、完全な駄作では全然ないと思います。いい部分もたくさんあります。
何はともあれ、お疲れ様でした!





…と、ここまでは、僕の演劇に対するわりと真面目な感想です。
ですが、ここから先は、それでもどうしても許せなかった部分について書いていこうと思います!

ここから今まで以上に超個人的な見解が強くなってきて、言葉づかいが汚くなっていく可能性もありますがお許しください!
何度も言いますが、あくまで僕個人の意見ですから、そこのところはご理解ください。





あのですね、僕が一番許せなかったのは、サイリウムを使った演出なんです。
今回、エンジェネのかほてぃーぬが出演していたので、彼女のメンバーカラーである青いサイリウムが、受付で配られました。

その時点で、かほてぃーぬの活躍するシーンでサイリウムを振るに違いない!って、で、演劇人である前にドルヲタな僕は、すごく期待したんです。「一体どんなタイミングでサイリウムを振れるんだ!」って。
かほてぃーぬ推しを公言している、一樹さんらしい演出に、僕は嬉しくなりました。

実際、ドルヲタの皆さんも劇場に来ていましたし、ドルヲタさんと演劇見るって新鮮だなあとか、ドルヲタさんとサイリウム振るの楽しみだなあとか、かなり期待していたんです。
…なんですけど、実際にサイリウムを振るシーンっていうのは、かほてぃーぬが演じた女教師が黒幕であると判明し、黒幕がパワーアップするという演出に使われていたんです。(もし、これが僕の記憶違いだったらごめんなさい。)

いや、かほてぃーぬが悪役っていう展開が悪いって言ってるんじゃないんです。
寧ろ、あの可愛いかほてぃーぬが実は超極悪っていう展開は、渋谷駿くんのマジックライブ「ROSE」でもかなりハマってたくらい、かなり萌えるし燃える展開です。

僕が許せないのはですね、そんなかほてぃーぬが悪役としてパワーアップするという展開に、サイリウムを使ったことなんです。
どういうことか分かりますか?僕らがサイリウムを振れば振るほど、かほてぃーぬが悪い奴になっていくってことじゃないですか!?サイリウムってそんな目的で振るものなんでしょうか!?

いいですか!ドルヲタがどういう気持ちでサイリウムを振ってるか分かりますか?アイドルを応援したいから振ってるんです。ただ形式的に振ってるだけじゃないんです。
サイリウムを振ることで、僕らは少しでもアイドルにこの気持ちを伝えられるかもしれない!アイドルを勇気付けられるかも知れない!そういう、ほとんど空回りした片想いの気持ちがあるからこそ、僕らはサイリウムを振るんですよ!

だから、てっきり僕は、サイリウムを振ることで、かほてぃーぬが演じた女教師がパワーアップして、悪い奴らをやっつけるみたいなそういう胸熱展開を期待していました。
それが出来たら、観客を巻き込むことが得意なJOKERの魅力と、アイドルを愛するドルヲタの気持ちが一つになった、最高に気持ちいいシーンが生まれてたはずなんです!

例えば、去年、東区市民劇団 座・未来「姫と剣とわらべ唄」に登場した、観客がペンライトを振ると、倒れていた仲間たちが生き返るという感動的なシーンがありました。
また、シェイクスピアの「テンペスト」では、観客が拍手をすることで、主人公の怒りが浄化されていく、という感動的なシーンもあります。

そういうことすればいいじゃないですか!
しかし、実際はサイリウムを振れば振るほど、かほてぃーぬが悪い奴になっていくではないか!!こんな悲しいことってあるかよ!!他のてぃーぬ推しのヲタさんたちはどんな気持ちだったんでしょうか。

僕は、あんな気持ちではサイリウムは振れなかったです。かほてぃーぬを悪い奴にするためにサイリウムは振れない!
アイドルを応援するためにしか僕はサイリウムを振りたくないです。

いや、かほてぃーぬが純粋に女優として活躍するんなら、そもそもこんな演出なくたっていいんです。
でも、サイリウムを使うってことは、かほてぃーぬがアイドルである部分を少なからずフィーチャーするってことじゃないですか。だったら、こんな取ってつけたような演出じゃなくて、アイドルを愛する喜びをもうちょっと配慮して欲しかったです。

そもそも、今回かほてぃーぬがJOKERに出演するって聞いた時、僕すごく嬉しかったんです。
理由はいっぱいあって、さっき書いたようにNIIGATA BLUESと共演した縁がこういう形で繋がっていくのが素敵だと思ったし、あと、女優を目指すかほてぃーぬが活躍する場を一樹さんが作ってくれたのが、僕は嬉しかったです。

っていうか、かほてぃーぬとチャラ侍の共演って、僕かなり楽しみにしてたんですよ。
何でかって言うと、一樹さんが結構ガチな感じのドルヲタというか、てぃーぬ推しだなって思ってたからです。

一樹さんと知り合ったばかりの頃、一樹さんがOHANAが好きでめっちゃ行ってるって知った時は、僕は嬉しかったです。
この人はアイドルを愛する喜びをちゃんと分かってる人だ!って。そういう人が演劇仲間にいるのが、単純に嬉しかったです。

そんな一樹さんが、どうしてこんなサイリウムの使い方をしてしまうんだー!って悲しくなりました。
一緒にOHANAで踊った一樹さんなら、ドルヲタの気持ちを分かって欲しかったよーーーー!!って。

そのくらい、僕はショックでした。
僕が一番許せなかったのは、そこです。(そこかよー!)





そんな感じで、期待していた分、僕としては非常に残念な出来の作品でした。
でも、色々好き勝手に書いてきましたが、どうして僕がこれだけ「面白くなかった!」って感想を書くかって言うと、「他人事じゃない」って思うからなんです。

自分の体験を振り返ると、これに似た体験しちゃってるなー、って思っちゃうんです。
っていうのはBLUESなんですけど、すごく人気も集客も伸びてきたタイミングで、明らかに過去作よりもクオリティの低いものを作っちゃって、がっかりさせられてしまうという体験があったんです。

で、あの時の敗因って何だったんだろって考えると、多分「集客」とか「周りからの評判」とかに固執し過ぎたことだったんじゃないかって思います。
集客も評判も確かに大事ですが、そこにばかり目がいくと、一番大切なものを見失うんじゃないかと思います。

JOKERもそうなんじゃないだろうかっていう。完全に僕の推論ですが。
っていうか、こういう問題ってBLUESやJOKERに限らず、色んなところで、例えば新潟の演劇でだけ見ても、本当にたくさん発生している気がしてならないです。

ちなみに、BLUESはいい意味で人気も集客も気にしないで、好き勝手にやるようになってから、格段に面白くなったって思っています。
JOKERも、あの「すげー!バカだー!楽しい!」っていう勢いが再び見られるようになればいいなって、ファンの一人として、勝手に思っています。







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新潟演劇人トーーク!ちひろともみぢが最近観た演劇についてめっちゃ語る!(3/15)

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USTREAM「ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!」の告知です!
次回放送は、3月15日(日)の21時から行います。

放送内容は、「ちひろともみぢが最近観た演劇についてめっちゃ語る!」です。
ちひろともみぢそれぞれが、ここ1、2ヶ月くらいで観た演劇で、特に印象に残っているものについて、ひたすら熱く語り続ける放送です。



今年に入ってからは演劇祭があったりと、わりと公演ラッシュだったと思うので、色んな感想を一気に語っちまう!それだけの放送です!
ちひろともみぢが二人とも観た演劇もあれば、片方しか見ていない演劇もありますが、それぞれの「面白かった!」って感想を語り合えればと思います。

そんな訳で、「あの演劇の感想を語って欲しい!」または「感想を語りたい!」っていうメール、大募集でございます!
2015年になってから見た演劇の感想とか、またはWSとか出演とか仕込みとかバラシとか飲み会とか、演劇体験的なものなら何でもアリにします。

ちひろともみぢが二人とも観ていない作品の感想なんかも、遠慮なく送ってきてください!
寧ろ「こんなに面白い作品があった!」って教えていただきたい次第です。

「新潟演劇人トーーク!」ですが、もう新潟以外で観た作品も、何でもアリにします。
もっと言えば、演劇に限らず、映画でもライブでも、もっと言えばお悩み相談でも、新潟演劇人トーーク!かどうか分からないレベルのメールも、もう何でもアリにします。色々ください!ください!



さくらもみぢさんの言葉を借りると


「ミナト演劇祭の大千秋楽日ですね。きっと出演者の皆様は打ち上げに行かれることと思いますので視聴率は下がるでしょうがうちらはマイペースです。
演劇祭に限らず、皆様の最近観た舞台・映画・イベントの感想お待ちしております。」


こういうことです!




あの、これ結構大事な話なんですけど、「新潟演劇人トーーク!」は僕らの悪ふざけって言ってますが、どういう事かって言うと、僕らがやりたいかやる!っていうスタンスなんです。
言い換えると、僕らが発信したいのは演劇の情報じゃなくて、僕らの「演劇が好きだ!」「演劇楽しい!」っていう気持ちなんです。

実際、僕らは二人ともここ一年ほとんど舞台には立っていませんが、「演劇人トーーク!」を始めてから、今まで以上に演劇が好きになったなあって思います。
出演する、観劇する以外に、こうやって感想を語り合うことも、大切な演劇の楽しみ方の一つだと、僕は思っています。

演劇を観た後って、友達と感想を言い合ったりしたくなりませんか?
そういう演劇を楽しむ気持ちが集まる番組になれたら、とても嬉しいなあと思います。

なんで、皆さんからの「演劇好きだ!」「演劇が楽しい!」っていう気持ち、大募集でございます!
誰が観たかとか観てないとか気にせず、あなたの自由な感想をお待ちしております。(匿名希望も可能です。)

もちろん、番組の感想やメッセージ、リクエストなども募集します。
と言っても、あんまりメールが来ない放送だけど、それはそれでまったく気にせずやるんで問題ないです!

メールがゼロだろうが視聴率が低かろうが行う、俺達の新潟演劇人トーーク!です。
でも、さすがに試聴数がゼロだと寂しいんで、誰か見てくれると嬉しいなあ…というわけでよろしくお願いいたします!





ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!

「ちひろともみぢが最近観た演劇についてめっちゃ語る!」





放送日時
 3月15日(日)、21時00分~

出演
 チヒロブルース
 さくらもみぢ



放送は、以下のURLからご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/chihirotomomidinoniigataenngekijintalk



メールテーマ
・最近見た演劇の感想

・番組へのご感想、メッセージ
・トークテーマリクエスト
・出演希望
・宣伝して欲しいこと(演劇以外でもOK)
・バースデーメール



メールアドレスは

engekijintalk@gmail.com

までよろしくお願いします。







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誕生日おめでとう!成宮アイコちゃんを描きました。

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本日、3月17日は成宮アイコちゃんの誕生日!
という訳で、似顔絵を描きました!

アイコちゃんの誕生日をTwitterで知り、昨夜、寝る前に描いたものです。
今日になって、ちょっとだけ描き足して仕上げました。

pixivにも載ってます。
成宮アイコちゃん 2枚目



「こわれ者の祭典」で朗読をしていたアイコちゃんとは3年前くらいに出会ったんですが、仲良くなって去年はツイキャスとかやってました。
去年の秋に東京に転職していったアイコちゃんですが、今週末、3月21日(土)の「こわれ者の祭典・東京公演」で久し振りに会えるのが楽しみです。

「こわれ者の祭典・東京大会」についてはこちら。
【スタッフやるので宣伝します】 『こわれ者の祭典・東京公演』 (3/21)







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髪を切ったらびっくりするほど普通にさっぱりした。

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髪を切ってきました!
さっそくブログに写真を…

と言ったものの、どうやってブログに書いていけばいいものか…
何故こんなに悩むのか、その理由は一体!?



一先ず、過去に僕が散髪した時のブログを振り返ってみましょう…

2013年1月「ほんのちょこっとなんだけど人類を誕生させてみた。
2013年8月「髪を切ったら俺もアイドルに!
2014年10月「宇宙から見たらどうでもいいことですが、私、髪を切りました。



いや~、こうやって振り返ってみるとですね、今まで散髪した時に自分で書いたブログのネタが、自分で読んで面白くてですね…
なんで、これを超えるブログが書けるかどうかかなりプレッシャーなわけです。

でも、まあ、そんなこと気にしてても始まらないわけですから!過去の自分を超えていくわけですから!
はりきっていってみましょう!







という訳で、チヒロブルースです!
髪がだいぶ伸びてきました!いや~そろそろ切りたいっすね!







ちなみにこの前、こんな格好でりゅーとぴあの中をふらふら歩いていたら、劇団@nDANTEのイシケンから「ボヘミアン」って言われました。
移動民族っぽかったようです。



と言っても今までずっと無職だったし、ようやく始めたバイトも給料日前で、全然お金がない訳で。
(もしあっても、映画と演劇とライブに全部使ってしまう訳で。ダメな奴ですね。)



そんな中、ちょっとした臨時収入があったので、本日3月18日(水)、美容院に行って来ました。
美容師さんと前回来たのがいつかって話をしたら、なんと昨年の10月!5ヶ月以上も切ってなかったのか…







という訳で、5ヶ月ぶりに髪を短くしたら、こんな感じになりました!
ついでに、今年になって初めてコンタクトレンズにしました!



なんか若返った感じがします!
普通にいい自撮り!







ついでに、春用の新しいコートも買ってきました!
普通にイメチェン!



ていうか、どこから見ても完全にただの大学生!
びっくりするほど普通の服装!



買ったのはセカンドストリートジャンブルストア!
びっくりするほど普通にいい古着屋!



以上、今日の出来事でした。
びっくりするほど普通のブログ!





たまには普通のブログ書いたっていいじゃないかよ!
7年近くもやってんだ!







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【スタッフやるので宣伝します】 『こわれ者の祭典・東京公演』 (3/21)

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久し振りに、「勝手に宣伝」のコーナーです。
今回僕が勝手に宣伝するのは、『こわれ者の祭典・東京公演』です。

『こわれ者の祭典』は、病気や生きづらさを、トークやパフォーマンスなどによって発表する活動をしている団体です。
アルコール依存症などの体験を持つ月乃光司さんを代表として、新潟や東京を中心に活動しています。

こわれ者の祭典は、人間の持つネガティヴな部分を笑い飛ばすことが出来る、本当に楽しくて素敵な活動だと思います。
病気や障害という扱いにくい問題を扱いつつも、素直に笑ったり感動したりも出来るし、色々考えるきっかけにもなるし、とても自由なイベントです。

僕は三年前に初めて見に行った時に心から感動してしまって、それからよく見に行ったり、たまにお手伝いをさせていただています。
この度、『こわれ者の祭典・東京公演』があると知り、自ら「お手伝いさせてください!」と図々しくも名乗り出まして、新潟から東京に乗り込んで行く次第です。

病気や障害と聞くと難しくとらえがちですが、ユーモアもあって初めてでも親しみやすく、時には爆笑が起こったりもするくらいです。
一度見に行ってみる価値のあるイベントだと思いますし、多くの方に知っていただきたいと思ったので、ブログにて勝手に宣伝させていただきました。





以下、転載。






(この画像は月乃さんのFacebookから無断でいただきました。)


「こわれ者の祭典・東京公演」
〜生きづらさに革命を起こそう!生きづらさレボリューション!〜


OPEN 13:00 / START 13:30
予約¥1500 / 当日¥2000(飲食代別)
お問合せ:080-6618-8806(実行委員会)


【出演】成宮アイコ、月乃光司、Kacco

【ゲスト】
TASKE(高次脳機能障害・バリバラSHOW-1グランプリ2回優勝)
葛原りょう(詩人歌人俳人。大衆文藝ムジカ編集人)

【司会】松本卓也(映画監督・シネマ健康会)

【伴奏】タダフジカ(ギタリスト)

【会場】ロフトプラスワン(160-0021 新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 TEL:03-3205-6864)

【予約】こちらから。

※どなたでも参加できる打上げ交流会あり(2500円位)


詳しくはこちら。
こわれ者の祭典 公式サイト







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「ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!」のフライヤーが完成しました!

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どうも、チヒロブルースです!こんばんは!
写真の僕が何をしているかと言うと、「ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!」フライヤーを裁断しているところです。

チヒロブルースとさくらもみぢによるUTREAM「ちひろともみぢの新潟演劇人トーーク!」も気付けば一年以上が経過。!
以前から構想していた、演劇人トーーク!のフライヤーを作ろうプロジェクトが、ついに実現しました!

本日、3月19日(木)、もんちゃんと二人で福祉会館の印刷機をお借りして、フライヤーの印刷、裁断の作業を行ってきました。
という訳で、フライヤーが完成するまでの感動の道のりを、写真とともに振り返ってみたいと思います。







今からちょうど一ヶ月前、2月に下書きしたものを、







清書し、スキャナでPCに取り込み、B5用紙に印刷し、







これを福祉会館の印刷機をお借りして大量に印刷し、裁断し…







ついに完成しました!
非常にアナログな作業で作っているので、地味に長い道のりでした。



表には演劇人トーーク!の情報が載っていて、裏はメモ用紙にも使えます!
最終的にメモ用紙になることを考慮して、両面印刷より情報量は半分にしてでも片面印刷にこだわりました!

また、メモ用紙としてより使いやすくするために、つるつるのコート紙や厚紙よりも、やっぱり鉛筆の書き心地がよいコピー用紙を採用しました。
薄手のコピー用紙なので、折り紙にも使えます。裏に夢を書いて紙ヒコーキ作って明日に投げることも可能です。

塗り絵としても楽しめるように、敢えて白黒にこだわりました。
自由にカラーリングして、あなただけのオリジナルフライヤーを作ってみてください。

さらに、限りある紙資源を使ってでも紙媒体にこだわることを考慮し、紙のサイズは必要最小限のB6サイズにしました。
持ち歩いてもかさばらないし、折りたたんでポケットに入れて誤って洗濯しちゃっても被害も罪悪感も最小限で済みますので、お気軽にお持ちください。







フライヤーが欲しい!という方は、お気軽に僕らまで、何らかの手段で気持ちをお伝えください。
フライヤーが待ちきれない!という方は、こちらの画像をクリックすると比較的大きなサイズでご覧になれます。



今後、このフライヤーをどうやって色々な方にお届けしていくかは考え中です。ご意見、お気軽にお寄せくださいませ。
以上、新潟演劇人トーーク!からのお知らせでした!







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イラストで振り返る給料日までのカウントダウン!

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3月20日(金)、僕がバイトを始めて最初の、念願の給料日でした。
昨年の8月から今年の1月までずっとニートだった僕にとっては、なんと半年ぶりの給料日です。

今のバイト先のスーパーが驚くほど働きやすいことに、毎日感動しながら商品を陳列しています。
毎朝普通に起きて通勤して働いて帰ってくる、そんな真っ当なフリーターみたいな生活を自分が出来ていることについて、人生始まって以来の幸福感を毎日感じています。

そんな僕が、ついに初めて給料をいただけるわけです。
ニートで28歳にもなって両親からお金を借りて生活していた僕が、金銭的な意味で世の中とちゃんと繋がって少しずつ真っ当に自由になっていくための大きな一歩です。

だから給料日が本当に楽しみで、一週間を切ったあたりからもう気持ちが抑えきれなくなったので、その気持ちを毎日イラストにしてカウントダウンしていくことにしました。
ちひろdeアートのカウントダウン」を彷彿させますね。



最初は絵日記みたいな感じだったのですが、途中からイラストのお題をTwitterで募集していました。
これはつまり、自分の給料日をみんなから祝ってもらいたかったからに他ならないです。自分が祝われたいがために自分で企画をするような人間です僕は。

どんだけ祝われたいんだって話ですが、お陰様で非常に楽しいカウントダウンでした。
そんな訳で、給料日までの一週間の、感動のカウントダウンを、僕のイラストとともに振り替えてみましょう!





3月13日(金)、給料日まであと7日。
これが最初のイラストです。

衝動だけで描いてる感が半端ないですね。
「たのしみですね!」って言ってるのは僕の絵に度々登場する「ぽち」という名前のしゃべる犬です。





3月14日(土)、給料日まであと6日。
「カウントダウン」と言えばこの三人!

ネットで画像検索して結構がんばって描きました。
こういうアニメのデフォルメされたキャラを描くのは実は新鮮でした。





3月15日(日)、給料日まであと5日。
この日、りゅーとぴあで観劇した演劇「蛙昇天」のチラシのイラストをそのまま描いています。

この日はバイトの後すぐにりゅーとぴあに行く予定だったので、絵を描いてる時間がないと思い、早起きしてバイトの前の微妙な時間に描きました。
こんなことのために早起きするという… 確か最終的に時間がなくて通勤する電車の中で描いた気がします。時間がなかったこともあって、この日だけは白黒です。





3月16日(月)、給料日まであと4日。
この日から、Twitterでイラストのお題を募集しはじめました。

ねばーるくん
カニうさくん

らんま


を、描きました。
らんまとか、初めて描きましたね。





3月17日(火)、給料日まであと3日。
この日も、Twitterでイラストのお題を募集。

ふなっしー(見ないで描きました)
クラリネット
TEAM NACSの森崎博之と安田顕
デパートのかいじんの辿くんと下垣さん

を、描きました。皆さんありがとう。
人物画は比較的得意なんですが、画像を見ないで描いたふなっしーが一番難しかったです。





3月18日(水)、給料日まであと2日。
この日もこの日で、Twitterでイラストのお題を募集。

ふなごろー
レティクマ
バナナマン
あゆこさん(あゆこさんご本人からのリクエスト)
レルヒさん
星野源
缶切り

を描きました。
あゆこさんの写真がなかったので記憶だけを頼りに描いたあゆこさんが、ご本人からも似てるという言葉をいただけて嬉しかったです。





3月19日(木)、給料日まであと1日。
給料日前日ということで、TwitterだけではなくFacebookでもお題を募集したところ、最多の12名からのリクエストをいただきました!皆さんありがとうございます!

グルーミー
水野しずさん
PISTONSのコバくん
エヴァのカヲルくん
福沢諭吉
アナとエルサ
自画像
カウンセラーさん
エロい形の大根
ステルス戦闘機
SEKAI NO OWARI
電気グルーヴ

を描きました。
全部描き終わるまで、休み休み描いて多分3時間くらいかかりました。

人物画やゆるキャラを描くのは比較的得意だったんですが、ディズニーのキャラや戦闘機など初めて描くものばかりで時間かかりました。
想像だけで描いたカウンセラーさんもやっぱり時間かかったんですが、徐々に似てきた時はかなり感動しました。はっきり言ってかなり似てます!自信作です!って言っても、僕しか分からないですが。



こうして一週間が過ぎ、3月20日(金)は念願の給料日でした。
午前中に銀行で確認して、僕はそのお金を持って東京に向かったのでした。





バスの中で描いた給料日のイラストはこちらです。
訳あって画像が粗いですが(笑)。



という訳で、一週間描きながら、やっぱり絵を描くのって楽しいなあって思えました。
絵のお題をいただいた皆さんありがとうございました。給料日が近付く嬉しさ絵を描く楽しさを皆さんと共有できたようで、勝手に喜んでいます。

ちなみに、給料の大半は月々の携帯代と保険料と両親への返済に当てていく予定です。
残りは自由に使えるお金です。自由に使えるものが増えることは、生きていく自信に繋がります。



以上、給料日までのカウントダウンの話題でした。
職場にありがとう、無職にさようなら、そして全ての俺におめでとう。






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成宮アイコちゃんと東京でミッドナイト清純異性交遊。

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ブログでも宣伝しましたが、3月21日(土)に「こわれ者の祭典・東京公演」に行って来ました。
【スタッフやるので宣伝します】 『こわれ者の祭典・ 東京公演』 (3/21)

僕は前日の3月20日(金)の午後に高速バスで新潟を出発し、東京に到着したのは19時半くらいでした。
1ヶ月ぶりの東京、半年ぶりのこわれ者の祭典、そして半年ぶりに給料をもらって最初の旅行ということで、高まる気持ちを抑えきれずに東京へと向かいました。

しかし、 東京に向かう途中でタブレットが壊れてしまうという悲劇が!
新潟に帰るまで修理できず、普段からタブレットのカメラとTwitterに頼って生きているのに、せっかくの東京の思い出を記録、投稿できないではないか!

幸いガラケーも持っていたので、最低限の連絡はそちらで取ることが出来ました。
東京での思い出は出来るだけ記憶かメモに残し、新潟に帰ってからツイッターかブログでまとめて投稿することに。

写真はガラケーのカメラと、池袋で購入したインスタントカメラで撮影しました。
今回の記事の写真はガラケーで撮影したものを中心に使います。







という訳で、何だかんだありつつも無事に東京に到着したちひろ。
この日は、こわれ者の祭典の成宮アイコちゃんとご飯を食べに行く約束をしていました。





池袋から、アイコちゃんの職場がある新宿に移動。
歌舞伎町のネオンが田舎ものの俺には眩しいぜ!





待ち合わせ場所は、ロフトプラスワンの向かい、元新宿コマ劇場の改装中のビルの前でした。
ロフトプラスワンには一度しか行ったことがなかったので辿り着けるか不安でしたが、超絶的に分かりやすい目印があったのですぐに分かりました。





アイコちゃんとも無事に再会できました。
半年ぶりの再会で、東京で会うのはなんだか新鮮でした。





取り敢えず、アイコちゃんが翌日のこわれ者の祭典で使う赤い印刷用紙を購入するために、西口のヨドバシカメラへ。(西口のビックカメラには無かった。)
歩きながらご飯どうするって話になり、どこどこの駅の近くにどういう美味しいお店があるって話しながら人混みを歩くアイコちゃんを見て、「東京の人だ!」って思いました。





赤い印刷用紙を無事に購入したあとで、「歌舞伎町のネオン街で写真を撮って遊ぼう!」という俺のバカな提案により、再び歌舞伎町へ。
ガラケーで撮影したので画質が粗いですが。





需要があると思うので、アイコちゃんの写真をもう一枚!
歌舞伎町をバックにスマホのカメラを構えております。





この時アイコちゃんが撮ってくれた写真。
「タブレット壊れたからって使い捨てカメラを買っていて昭和感すごい。」って言われました。





それからご飯を食べに行ったんですが、アイコちゃんの誕生日に描いた絵をプレゼントしたらスマホで記念撮影してくれて嬉しかったです。
3月18日に描いたものです。「 誕生日おめでとう!成宮アイコちゃんを描きました。



この時の面白かった会話。



アイコちゃん「お薬タイムは?」

ちひろ「忘れてた。ありがとう。持つべきものはメンヘラですね」

アイコちゃん「持つべきものはメンヘラ!」





それから、ツイキャスをしようという話になり、「サブカルっぽいから」ってだけの理由で高円寺に移動。
どこから配信しようかと高円寺のガード下を歩いていたらアイコちゃんが「ここが無力無善寺だよ」と教えてくれて、「ここがあの無力無善寺かー!」と感動しました。



こうして、夜の高円寺でアイコちゃんのツイキャス 「こわれ者の祭典 成宮アイコのメンヘラをポップに語る配信」を行うことに。
アイコちゃんが配信を保存してくれているので、リンクを貼っておきます。



配信場所が発見できず、取り敢えず駅前の広場から配信。
2015/03/20メンヘラポップ1



予想外の寒さと人の目が痛かったので、二枠目からはカラオケに移動。
2015/03/20メンヘラポップ2



そして、三枠目では、アイコちゃんの提案により、配信開始と同時に大森靖子さんの「ミッドナイト清純異性交遊」を熱唱!
2015/03/20メンヘラポップ3



以上、こわれ者の祭典の前夜に東京で行われた、成宮アイコちゃんとのミッドナイト清純異性交遊の模様でした。
ありがとうアイコちゃん、持つべきものはメンヘラ!



こわれ者の祭典の本番の思い出は、またあらためて書いていけたらと思います。







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インスタントカメラの写真で振り返る、ちひろの東京の思い出。

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一つ前の記事「 成宮アイコちゃんと東京でミッドナイト清純異性交遊。 」にも書きましたが、3月21日の「こわれ者の祭典・東京公演」に行って来ました。
前日、3月20日の夜に東京に到着したんですが、高速バスの中でタブレットを破壊してしまうという悲劇が発生したため、インスタントカメラを購入しました。

インスタントカメラのギーギーギーってフィルムを巻いてパシャッとシャッターを押す感覚とか、現像に出してから完成までの時間の待ち遠しさとか、色々懐かしかったです。
新潟に帰って来た翌日、3月22日(日)に現像に出し、さらにその翌日、23日(月)に完成した写真を受け取りました。

すると、ここで更なる悲劇が!
なんと現像した写真の大半が光量が足りずにちゃんと写っていなかったではないか!

あらためて、現代のカメラは進化していたんだなあと実感させられました。
そして、この現像して初めてちゃんと撮影できていたか分かる感じも、懐かしいと言えば懐かしかったです。

とは言え、ちゃんと撮影できていた写真も何枚かあり、しかもインスタントカメラの微妙な画質よって、結構いい雰囲気に仕上がっていたのでした。
と言うわけで、ちひろの東京の思い出を、インスタントカメラの写真とともに振り返ってみましょう!







一枚目は、20日に池袋に到着してすぐにインスタントカメラを購入したビックカメラ。
ここから全ては始まる・・・と、記念に撮影しておきました。





二枚目は、20日の夜にアイコちゃんと待ち合わせた歌舞伎町から見た新宿の夜景。
田舎者の僕は、ビルが建ち並ぶ東京の夜景を見るだけで感動します。





三枚目は、21日の朝に、東中野駅前から見た中央線。
20日の夜は東中野の友人の家に泊めてもらい、翌朝、新宿に向かう前に撮影しました。





四枚目は、21日の朝、こわれ者の祭典の会場であるロフトプラスワンに向かう途中でスイートブールを買ってネイキッドロフトの前で食べる成宮アイコちゃん。
アイコちゃんが阿佐ヶ谷に住んでいるので、中央線の同じ電車の中で待ち合わせ、大久保で降りて歩いていきました。





そして5枚目は、こわれ者の祭典のゲスト、ラッパーのGOMESSさんとの貴重なツーショット!
開演直前にお願いして、ロフトプラスワンのステージ前で撮影させていただきました!

僕がGOMESSさんを知ったのは、昨年MOOSIC LABで見た「遊びのあと」という映画でした。
その後、NHKの「ハートネットTV」でもGOMESSさんの特集があり、かなり気になっていた人でした。

自閉症で元引きこもりの自分をラップで表現していることで生きているGOMESSさん、そのラップはGOMESSさんの人生そのものであり、本当にラップをすることで生きている!
その格好良すぎる生き方に、これぞ表現者!と感動した僕は、こわれ者の祭典にGOMESSさんが出演すると知った時から、本当にお会いするのが楽しみでした。

なので、当日にロフトプラスワンにGOMESSさんが来たときは、「GOMESSさん実在した!」って感動してしまいました。
このツーショットが撮影できて無事に現像できた時点で、インスタントカメラを購入した甲斐があったってもんです!

時間がない中で恐る恐るお願いしてみた僕に対しても、本当に優しくて親切な方でした。
ちなみにこのポーズは、GOMESSさんのポーズらしいです。

もちろん、こわれ者の祭典でのトークも、そして何と言ってもステージで披露してくれたラップも本当に素晴らしく、生で見られたことに感激しました。
本当に見に行けて良かった!GOMESSさん、ありがとうございました!



以上、インスタントカメラの写真で振り返る、ちひろの東京の思い出でした。
こわれ者の祭典の思い出は、後日またあらためて書いていきたいと思います。







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ありがとう代替機。ありがとうソウルメイト。

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チヒロブルースです。
一つ前の記事と、二つ前の記事で「こわれ者の祭典・東京公演」の思い出についてずっと書いて来たわけですが…

成宮アイコちゃんと東京でミッドナイト清純異性交遊。
インスタントカメラの写真で振り返る、ちひろの東京の思い出。

いよいよ、こわれ者の祭典のステージについて書いていくぞ!
どうせなら、ステージの写真と一緒に感想を書いて行こう!

…と思ったですが、例によってタブレットの故障し、ガラケーの画質は悪く、インスタントカメラでの撮影に失敗という二重三重と失敗を重ね……
という訳で、ステージ写真についてはまたおいおい考えていくとして、一先ず新潟に帰ってきてからの思い出を書いていこうと思います。



「こわれ者の祭典・東京公演」から帰ってきた翌日、3月22日(日)のこと。
この日は朝からバイトで、バイト後にちょっとだけ古町に遊びに行ってから、その後で携帯ショップにタブレットを修理に行くことにしていました。

今の自分の活動の大部分を、タブレットのカメラやtwitterなどに頼っているため、タブレットが壊れると、まるで自分の肉体の一部を損失したような感覚に陥ります。
実際、東京に向かう高速バスの中でタブレットを壊してしまった途端、それまで心身ともに健康状態だった僕が、急激に体調を崩して精神を病み始めたので、非常に深刻な訳です。

どんだけタブレットに依存してんだよっていう感じですね(笑)。
じゃあ、そんな大切な肉体の一部を壊すなやっていう…

タブレットの画面を割って壊しちゃうの、実はこれで3回目なんですよね…いい加減学べよ!
修理が完了したら、今度こそちゃんとしたタブレットケースを購入しようと思います。



タブレットが壊れている時期は、東京での最低限の連絡はガラケーを使い、新潟に帰って来てからはPCを使っていました。
しかし、「タブレットが壊れて家のPCじゃないとメールのやり取りが出来ないのに、メールのやり取りをしてると家から出られずにタブレットの修理が出来ない」という驚異のジレンマに!

このままではいけない!という訳でネットの世界からドロンしてタブレットの修理に行ってまいりました。
修理の手続きは無事に完了し、タブレットの代替機も借りられたので、夢のツイ廃生活が戻ってまいりました。



ちなみに、この時、PCでメールのやり取りをしていたのは、ソウルメイトのもんちゃんこと、さくらもみぢさんでした。
メールでやり取りするより直接会って話そうということになり、この日の夜は会議という名目で別宅に集合することに。





これがその時のもんちゃんです。
代替機で撮影した記念すべき一枚目の写真となりました。



この日のハイライト。



ちひろ「いっそのこと、これから配信のことを本番行為って呼ぼうか」

もみぢ「ただでさえ少ない試聴数をより下げる気か」

ちひろ「ごめん…」

もみぢ「ありがたいコメントを送ってきてくれる皆さんにも申し訳…」

ちひろ「本当にごめん…」



ソウルメイトにたしなめられて帰宅した午前1時!







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歩けども、しゃべれども、ソウルメイト。

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チヒロブルースです。
前の記事「ありがとう代替機。ありがとうソウルメイト。」に引き続き、ソウルメイトのさくらもみぢこと、もんちゃんの記事が続きます。



3月23日(月)の午後、もんちゃんと「3.11キヲクのキロク はじまりのごはん@新潟」という写真展に行って来ました。
被災者の方が撮影した食べ物の写真を集めた写真展で、こういうの、もんちゃんはきっと興味持つだろうなって思って誘ってみました。

会場は新潟駅南にある「ティー&ギャラリー パレット」という喫茶店でした。
もんちゃんもなかなか忙しい時期なんですが、バイト終わりの時間に来てくれました。

実は一週間前くらいに一度二人で行ったら定休日だったので、やっと見に行けて良かったです。
写真展の詳しい感想などは、またあらためて書いてみたいと思います。

最近、色んな作品を見る時に、自分で見るだけじゃなくて、他の人と見て、感想を聞いたり、お互い言い合ったりしたいという気持ちがあります。
特に、こういう世の中に対して訴える力を持った作品については、強くそう思います。

もんちゃんとは、演劇人トーーク!をしていない時でも頻繁にそういう会話をしている仲なので、色んなものを一緒に見たいなって思います。ソウルメイトですからね(笑)。
この写真展の感想なんかも、近いうちに演劇人トーーク!で話したりしたいです。放送日は、未定ですが…



という訳で、この日はもんちゃんと「3.11キヲクのキロク はじまりのごはん@新潟」を見て来たのでした。
それから万市まで歩いて行ったら休館日だったので、仕方なく万市の前で別れた、そんな日でした。



せっかくなので、この日のもんちゃんの名言集をまとめてみました。
まずは、歩道で固まって話しているサラリーマンを見たもんちゃん。



もんちゃん「社会の一員として会社に勤めて仕事をして給料をもらっている彼らがああして道をふさいでいるならそれは世の中のためになっていると言えるのか」



おおっ!人間の在り方を考えさせられる一言!
続きまして、ちひろの好きなイケメンの話題で劇団ハンニャーズ「ウルトラリップスZ」を勧めてきたもんちゃん。



もんちゃん「泉くんが良かったよ」



おおっ!泉くん!見たいぜウルトラリップスZ!
そして最後は、3月も下旬だと言うのに冬のような寒さだったこの日の天候に対してもんちゃん。



もんちゃん「寒いな」



おおっ!そりゃそーだ!風邪ひくなよ!
以上、「もんちゃん、しゃべったぞ!」のコーナーでした!

映画とライブペインティングを堪能して来ました古町6番町にて。

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前の記事「ありがとう代替機。ありがとうソウルメイト。」の中にちらっと書いたんですけど、3月22日(日)の午後、バイトの後に古町に遊びに行ってきました。
この日は、古町のアーケード内でカンダアキラさんの映画を上映する「古町インディーズ映画祭」が開催されることをFacebookで知って、バイトの後に行って来たのでした。

映画上映は13時からと14時からの二回行われることになっていて、バイトが12時半までだった僕は14時に間に合うように古町へ向かったのでした。
予想以上に早めに到着したのですが、古町6番町に到着すると、アーケード内にどこかで聞いたような声が響き渡っているではないか…

こ、これはカンダアキラさんが監督した中央ヤマモダンの映画「桃太郎」ではないか!
13時からの上映会のラストの「桃太郎」が、古町6番町のアーケードの天井から吊るされた大画面に映るという感動。



そうこうしているうちに13時からの上映会は終わり、14時からの上映会が開始。
一発目の「わたしの消えた理由(ワケ)」を見るのはまったく初めてでした。





そして、映画と映画の間に、中央ヤマモダンとコラボしたショートアニメーションが流れるのでした。
これは、「不眠症」です。(You tubeでも見られます。)

それこそ普段はYou tubeで見ているようなシュールなアニメーションを、屋外の大画面で見るという謎の感動。
しかも、大画面で見ることで、ヤマモダンの世界やアンモさんのイラストのシュールさが、より際立つのでした。

せっかくなんで撮影してみました。
(タブレットの故障中だったので、相変わらずのガラケーの画質ですが、今回は敢えて強気に画像ファイル大きめでいきます!)





それから、「あのとき僕は知る由もなかった」という映画の上映が始まりました。
みっくすじゅ~す倶楽部の本間さんが、古町の大画面に!





井上あっきーも登場!
知り合いしか出ていないからって理由もありますが、やっぱりいい映画だって思いました。

この映画見るの二回目なんですが、初めて見たのは2年前にちず屋の2階であった映画上映会でした。
あの時、色んな映画が参加している中で、「あのとき僕は知る由もなかった」も「不眠症」も上映されていたので、何かと古町に縁のある映画ですねえ。



監督のカンダアキラさんにもご挨拶できて良かったです。
映画を見終わって帰ろうとしたら、フルマチ・アートスタジオで無料のライブとライブペインティングがあると聞き、せっかくだからという事で見に行って来ました。





フルマチ・アートスタジオでのライブは、倉井夏樹さん(左)とKai Petiteさん(右)というお二人の、ハーモニカとギターのライブでした。
倉井夏樹さんは新潟出身ですが今は横浜に住んでいて、横浜で出会ったKai Petiteさんと、このイベントのために新潟に来てくれたとのことでした。

小さい頃からハーモニカを吹いているという倉井夏樹さん、そしてKai Petiteさんのギターも、本当に会話するように自由に演奏されていました。
また、新潟で歌手をしているという倉井夏樹さんのお姉さんもスペシャルゲストとして登場していました。





また、ライブペインティングはkeyさん(左)と海きのこさんのお二人でした。
音楽に合わせて色んな色が塗り重ねられていくのを間近で見られるのは非常に楽しかったです。





完成した絵がこちらです。
いいものを見させていただきました!ありがとうございました!





以上、3月22日(日)の思い出でした。







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「3.11キヲクのキロク はじまりのごはん@新潟」を見に行って来ました。

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前の記事「歩けども、しゃべれども、ソウルメイト。」にもちらっと書きましたが、3月23日(月)の午後、もんちゃんと「3.11キヲクのキロク はじまりのごはん@新潟」という写真展に行って来ました。
これは、「被災者が撮影した食事風景展示」ということで、東日本大震災の被災者の方から食べ物の写真を募集して展示したものでした。

会場は、新潟駅南にある、「ティー&ギャラリー パレット」さんという喫茶店でした。
あらためて、写真展の感想なんかを書いてみたいと思います。



会場に入ってみると、こじんまりとしたテーブルがいくつか並んだ喫茶スペースがあり、その横の壁を隔てたさらにこじんまりとしたスペースで、写真展は開催されていました。
どうやら、そこがギャラリーとなっていて、定期的に様々な展示会を開催しているそうです。

会場に入ると、壁一面にぐるりと写真が展示されていました。
一枚ごとの写真の上部には撮影した日時が記録されていて、だいたい日付順に並んでいるようでした。

日付があることで、写真を見ながら「これは震災の翌日なのか」とか、「震災から一ヶ月以上経過してもこういう状態だったのか」とか、色々考えさせられました。
また、時間経過によって少しずつ復興していく様子も感じ取ることが出来ました。

例えば、初めて給水車の写真を見た時などは、「やっと給水が始まってくた」という感動が、写真から伝わってきました。
被災者ではない僕がこういうことを言うのはおこがましいかもしれませんが、震災後の日常を、疑似的に追体験しているような気持ちになれました。

そういう、ただの情報だけではない、実際の被災者じゃなければ分からない気持ちまでも伝わったのは、一般の方から写真を募集したことに大きな意味があったと思いました。
この写真展がきっかけで、なかなか報道もされない、非常に些細な出来事だけれど当事者にとっては深刻なことを、たくさん知るきっかけになりました。

例えば「お皿を洗う水がないからお皿にラップを敷いて使ってその都度ラップを捨てていた」とか、「コンビニのレジが壊れていたから店員さんが電卓で対応してくれた」とか。
恥ずかしながら「停電したからろうそくを使っていた」くらいまでしか想像力の及ばなかった僕に、被災していな人間には決して想像できない現実を見せていただいたことは、非常に感謝です。

そして、一枚ごとの写真の周りには、付箋に書かれた色々な人の言葉が貼られていました。
おそらく、過去にこの写真展を行った時に、その写真を見た人の感想なのかと思われます。

例えば、スーパーへの行列の写真や、食品がほとんどなくなった店内の写真の周りに、「私も何時間並んで何を買った」とか「一人何品までって言われていた」など、会話のように、Twitterのリプライのように、次々と被災後の思い出が繋がっていっていました。
それが例えば、「東京のスーパーも食品がなくなった」みたいな、実際の被災者じゃない人にまで繋がっていっていて、あの震災は被災していない人にも地続きの問題なのだと実感させられました。

一枚の写真から伝わる情報だけでなく、そこから思い起こされる色んな人の気持ちまでも、感じ取れるのは、まさに「キヲクのキロク」だと思いました。
もともと仙台で行われたという写真展を、こうして新潟でも行っていただけたのは大きな意味があると感じました。本当に感謝です。

そして、「つらい現実を生き抜いてきた人達がいた」と思わされると同時に、何より感動したのは「つらい現実の中でも生きる楽しさを忘れずにいた人達がいた」と気付かされたことでした。
例えば、「被災したから親戚の家にみんなで集まったけど、顔を合わせるのが久し振りだった」とか、「家族が庭でお湯を沸かしてくれてコーヒーを淹れてくれて美味しかった」などの文章からは、つらい現実の中でも生きる楽しさを見出していると感じました。

一番僕が感動したのは、コンビニの「おにぎり入荷します」って手書きの張り紙の写真を見た時でした。
手書きの文字からは、「食べ物がくるぞ!」という喜びが滲み出ていたし、しかも、文字の横には手書きのおにぎりのキャラクターが描いてありました。

「つらい状況下でも、こうしてユーモアを持って生きてた人がいたんだ!」と思うと、その張り紙の写真を見ながら、僕は泣いていました。
「食べ物は幸せ」「人間は強い」という、すごく大切なことに気付かされた写真展でした。ありがとうございました。



写真展を見た後で、せっかくだから喫茶店で何か食べていこうとなって、僕はサンドイッチを、もんちゃんはワッフルと紅茶を注文しました。
ちょっといいお値段だったんですが、それも納得の美味しさでした!本当に美味しかったです!

写真展を見て最初の食事がそれだったので、なんて贅沢をしているんだ!という気持ちになりました。
やっぱり、食べるものがあることは、それだけで贅沢なんだと思いました。







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